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パナソニックNETS、監視映像に生成AI活用 異常検知の精度と柔軟性を向上

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2025年6月5日、パナソニック ネットソリューションズ株式会社(以下、パナソニックNETS)は、同社の映像監視システム「ArgosView」に生成AIを連携させた新機能を提供すると発表した。
画像解析による異常検知を、高精度かつ柔軟に行うことが可能となる見込みだ。

目次

ArgosViewが生成AIと連携、異常検知を自動化

パナソニックNETSは、映像監視システム「ArgosView」に生成AIを活用した異常認識機能を新たに追加した。
ArgosViewは、最大4万台のネットワークカメラを統合管理できる大規模対応システムであり、多様なデバイスやシステムとの連携により、業務支援や映像データの利活用を推進してきた。

新機能では、スケジュールやPLC(※)、センサー、画像解析、入退室記録など複数のイベントをトリガーとして、生成AIが映像から異常を判別する仕組みを導入。
AIへの指示はプロンプト形式で設定可能であり、学習のコストをかけずに企業ごとに運用できるのが特長だ。

また、セキュリティやネットワーク制限の事情によりクラウド型AIの導入が難しい場合でも、オンプレミス型の生成AI環境に対応。
インターネット非接続環境での活用も可能としている。

この新機能により、製造現場でのルール違反の検出や、パトライトの色による警告識別、安全装備の未着用、工具の置き忘れなど、人的ミスや安全基準の逸脱を即時に把握し、是正に繋げることが可能となる。

生成AI活用で監視業務が進化 多業種での応用に期待

ArgosViewの生成AI連携機能は、製造業に限らず、さまざまな分野への展開が見込まれている。
たとえば、ビル施設では設備異常の検出、介護施設では入居者の挙動変化、小売店舗では万引など不審行動の可視化、駅や空港では混雑や誘導ミスの検出など、用途は多岐にわたる。

生成AIの導入によって、従来は人手に頼っていた監視業務の負担軽減や精度向上が期待される一方で、プロンプト設定やAI出力の透明性といった運用面の整備は課題になると思われる。
現場のニーズに応じた適切なプロンプト設計と、誤検出への対応策が重要となるだろう。

また、オンプレミスでのAI活用は、映像データを外部に出せない業種や機密性の高い現場でも利用も可能にすると考えられるため、今後の監視技術のスタンダードとなる可能性もある。

なお、パナソニックNETSは、6月11日から幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2025」にて、この生成AI連携機能のデモ展示を実施予定である。
運用を検討したい企業は、こちらを対話の場として活用すると良いだろう。

※PLC:Programmable Logic Controller(プログラマブルロジックコントローラー)の略。産業機器の制御や自動化を担うコンピュータ装置。

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