国内暗号資産取引所のOKJは「ステップン/グリーンメタバーストークン(GMT)」の取扱い開始を発表した。
開始は4月20日予定で、Move-to-Earn分野の銘柄が国内市場に加わることになる。
OKJ、GMTを国内初上場へ
2026年4月10日、OKJは20日17時より、「ステップン/グリーンメタバーストークン(GMT)」の取扱いを開始することを発表した。
これにより同取引所の取扱銘柄数は51種類に拡大する見込みであり、ラインアップの多様化が一段と進む形となる。OKJ調べでは、GMTの取り扱いは国内で初めて。
対応サービスは取引所、販売所、積立、入出庫と幅広く、ユーザーは複数の運用手段を選択できる設計となっている。
GMTは、フィットネスアプリ「STEPN」におけるガバナンストークンであり、「Move-to-Earn(※)」のエコシステムを支える主要トークンの一つである。
ユーザーはスニーカーNFTを保有し、屋外での運動によってトークン報酬を得る仕組みとなっており、運動習慣と経済インセンティブを結びつける点が特徴だ。
対応ネットワークはSolanaおよびPolygonで、マルチチェーン環境での運用が可能だ。
※Move-to-Earn:歩行やランニングなどの運動行動に応じて暗号資産などの報酬を得られる仕組み。健康促進と経済的インセンティブを組み合わせたモデル。
Move-to-Earn再評価の契機となるか
今回のGMT上場は、Move-to-Earn市場に対する再評価の契機となる可能性がある。
スニーカーNFTを利用したインセンティブ設計やブロックチェーンの利用は、記録の検証可能性を高める。
国内取引所がGMTを正式に取り扱う意義は、Move-to-Earnというコンセプトへの再成長への期待を一定程度下支えする要素となり得るだろう。
一方で、リスク要因も依然として残る。
Move-to-Earnモデルは参加者の増加に依存する側面が強く、トークン価格の変動や報酬水準の調整がユーザー体験に直結する構造だ。
このため、短期的な価格上昇だけでなく、長期的なエコシステム維持の設計が問われ続けることになると考えられる。
加えて、国内投資家にとっては新規銘柄としてのボラティリティの高さも無視できない。
流動性や市場参加者の厚みが十分でない初期段階では、価格変動リスクが拡大する可能性がある。
したがって、利便性向上のメリットとともに、プロジェクトの持続性や市場成熟度を見極める視点が求められると言えるだろう。
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