カバー、新規VTuberプロジェクト始動 ホロライブとは異なる枠組みでオーディション開始

国内VTuber大手のカバー株式会社は、新たな人材発掘を目的とした「NEW PROJECT」を始動し、タレントオーディションの募集を開始したと発表した。
既存のホロライブプロダクションとは異なる位置づけの新規プロジェクトとして、次世代の表現者獲得を狙う取り組みである。
カバー、新プロジェクトで次世代VTuberを公募
2026年1月30日に発表された「NEW PROJECT」は、カバーが展開する既存ブランドとは異なる独立したビジョンを掲げる次世代型VTuberプロジェクトである。
公式発表によれば、ホロライブプロダクションの下部組織という位置づけを持ちながらも、従来のアイドルVTuber像に必ずしも依存しない点が特徴とされる。
オーディションでは「作ろう、みんなが愛する日常を」をテーマに掲げ、「多彩な才能とエンターテイナーとしての夢や情熱を持って挑戦する意思のある」人材を募集する。
応募期間は2026年1月30日から3月13日23時59分までで、専用サイトを通じて受け付ける。
カバーは公式発表において、「新規ジャンルの開拓」や「グローバル規模での認知拡大」を目指すとしている。
多様化するVTuber像 共創重視が成長の鍵に
カバーは、「共創が生み出す無限の可能性」を重視しており、タレント自身の個性や創作性を前提に文化を育てていく方向への転換を示唆しているとみられる。
このアプローチが成功すれば、グローバル市場においても差別化されたIP展開が可能となり、長期的には新規ファン層の獲得につながる可能性がある。
一方で、下部組織でありながら独自性を打ち出すという構想は、現段階では具体的にされてはおらず、タレントが活動し始めないと、実態の評価は難しいだろう。
VTuber業界のプレイヤーが増える中、カバーの新プロジェクトは、量的拡大から質的進化へ向かう試金石となる可能性がある。
今後のオーディション動向と、選出タレントの活動方針が注目できる。
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