ソフトバンクG、OpenAIに最大4.5兆円の追加出資検討 生成AI投資が新段階へ

ソフトバンクグループ(SBG)が米OpenAIに最大300億ドル(約4兆5000億円)の追加出資を検討していると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが2026年1月27日に報じた。
SBG、OpenAIの1000億ドル資金調達目標に貢献か
WSJの報道によれば、SBGはOpenAIに対し、最大300億ドル(約4兆5000億円)の追加出資を行うことについて協議を進めているという。
関係者の話として伝えられており、現時点では検討段階にあるとされる。
SBGの孫正義会長兼社長はAI関連への投資を強めており、OpenAIに対してこれまで累計347億ドルを出資してきた。
2025年12月には225億ドルを追加投資し、出資比率は約11%に達している。
OpenAIは対話型AI「ChatGPT」を展開する企業であり、モデルの高度化や大規模計算インフラの維持に莫大な資金を要する。報道では、同社が最大1000億ドル規模の新たな資金調達を目指しており、その協議にSBGが加わっているとされる。
巨額投資がもたらす成長と集中リスク
今回の出資検討が実現すれば、生成AI開発の加速というメリットが生まれるだろう。
潤沢な資金は研究開発の長期化を可能にし、モデル性能やサービス品質の向上につながると考えられる。
SBGにとっても、AI基盤企業を押さえることで、将来の収益機会を広げる狙いがあると思われる。
一方で、投資の集中はリスク要因にもなり得る。
生成AI市場は成長途上にあり、収益化モデルや規制環境は流動的だ。評価額の変動や競争激化によっては、巨額投資が回収期間の長期化を招く可能性もある。
今後は、今回の報道にあった資金調達が成立するかどうかに加え、生成AIがどこまで実ビジネスに浸透するかが焦点となるだろう。
SBGの判断は、世界のAI投資マネーの流れを占う重要な指標になりそうだ。
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