VNL Works、AIキャラとの推し活基盤「Nyano Hub」公開 NFT連動設計へ

石川県のVNL Worksは、AIキャラクター「Nyano」を軸とした推し活プラットフォーム「Nyano Hub(β版)」を公開した。Nyano Hubはウォレット連携を通じた保有状況の確認にも対応し、NFTと組み合わせた体験設計に活用する方針だ。
VNL Works、推し活を集約する「Nyano Hub」β版を公開
2026年1月28日、VNL Worksは、AIキャラクター「Nyano」の公式ポータルとして、推し活プラットフォーム「Nyano Hub(β版)」を公開した。
TwitchやDiscord、X(旧Twitter)、LINE、ウォレットなどに分散する接点を一つに集約し、ユーザーと運営がそれぞれの視点で統合管理できる点を特徴とする。
ユーザーは必要なサービスのみを選択して連携でき、後から追加・変更も可能となる。
運営側は視聴や参加、拡散といった行動をクエストとして設計し、親密度やポイントとして可視化する仕組みを提供する。
こうしたNyano Hubと連動する取り組みの一環として、NFT「Nyano Peace」を2026年1月31日20:00(日本時間)から一般販売する予定だ。
Ethereum上で発行されるERC-721(※)規格のNFTで、保有状況に応じた体験設計にも対応する。
販売は最大供給量1万(販売個数9500個)で、ミント価格は0.003 ETH、ネットワークはEthereum Mainnetとしている。
※ERC-721:Ethereum上でNFTの所有・移転を共通手順で扱うための標準規格。
Nyano Hubは推し活プラットフォームとして定着するか
本件のメリットは、分散していた推し活の行動履歴を一つの文脈で捉え直せる点にあると考えられる。
配信視聴やSNS拡散、コミュニティ参加といった応援行動が可視化されることで、ファンは自らの関与度を把握しやすくなり、運営側も熱量の高い行動を軸にした施策設計が行いやすくなる可能性がある。
NFTを参加証明として位置づける設計も、応援体験の価値を拡張する試みとして注目できそうだ。
一方で、クエストや報酬設計が画一的になれば、行動が義務化し、体験の魅力が薄れる懸念は残る。
また、ウォレット連携やNFT保有を前提とする仕組みは、Web3に不慣れな層にとって参入障壁となる恐れもある。
β版段階において、運用負荷と体験価値の調整が不十分であれば、継続利用に影響を与える可能性は否定できない。
今後は、Nyano Hubが機能面の完成度だけでなく、コミュニティ文化として根付くかが焦点となりそうだ。
利用者の反応を反映しながらクエストや特典を柔軟に更新できれば、応援行動に物語性が生まれ、AIキャラクターとファンの関係性を中長期で育てる基盤へと発展していく可能性があるだろう。
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