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ブロックチェーンTCG「CryptoSpells」12月15日終了へ 6年半の運営に区切り

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2025年11月25日、国内のクリプトゲームスが運営するブロックチェーンTCG「クリプトスペルズ(CryptoSpells)」が、2025年12月15日にサービスを停止すると公式Xで発表した。
2019年から続いた国内最大級タイトルが収益性の観点から終了する。

CryptoSpells、収益性の課題で12月15日にサービス提供を終了

クリプトゲームスは11月25日、ブロックチェーントレーディングカードゲーム「クリプトスペルズ(CryptoSpells)」のサービスを2025年12月15日に終了すると公式Xで公表した。
収益性の観点から事業継続が困難となったことが、今回の停止判断の理由として示されている。

同タイトルは2019年4月にベータ版を開始し、同年6月に正式リリースされた。
国内のブロックチェーンTCGとして草創期を代表する存在であり、約6年半にわたり運営が続けられてきた実績がある。
正式リリース時に実施されたクラウドセールでは、初日に600ETH(当時約2,000万円)、2週間で900ETH(約3,000万円)を売り上げ、国内Web3ゲーム領域で大きな注目を集めた。

なお、サービス終了後も、サービストップページやNFTメタデータ配信、ウォレットサービス、NFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」でのNFT取り扱いは継続される予定である。
また、IPの活用提案やソースコードの利用、スポンサーシップなども引き続き募集が行われる。
さらに、ゲーム内残高については資金決済法(※)の適用外であり、払い戻しを実施しないことも案内された。

※資金決済法:電子マネーや前払式支払手段の管理などを定める日本の法律。

停止後の資産維持とIP展開の可能性 Web3ゲームが直面する課題も

CryptoSpellsの終了は、Web3ゲームに求められる収益構造の難しさを改めて示す内容である一方、NFT資産がサービス終了後も利用可能である点はユーザーにとって一定の利点となる。
NFTメタデータ配信や外部マーケット上での取り扱いが継続されることで、ゲームサービスの存続とは切り離してデジタル資産を管理できる環境が維持されるためだ。
この特徴は、Web3ゲームならではの資産保全の仕組みとして注目できる。

一方で、ゲーム本体が停止することでコミュニティ活動が細り、新規ユーザー獲得機会が縮小するなどのデメリットも考えられる。
特に、Web3ゲームはユーザー参加型のエコシステムを前提とするため、サービス終了は影響が大きいと言える。

今後の焦点は、クリプトスペルズのIP活用がどこまで進むかだろう。
ソースコード提供やスポンサー募集が続けられることで、コミュニティ主体の復活や派生プロジェクトが生まれる可能性もある。
こうした動きが実現すれば、Web3ゲームがサービス寿命を超えて資産価値を維持し得るかどうかを測る事例となり、国内Web3市場にも波及効果を与えるかもしれない。

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