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    エヌビディア、時価総額760兆円突破 世界初の5兆ドル企業に

    半導体

    2025年10月29日、米半導体大手エヌビディアの時価総額が一時5兆ドルを突破した。AI(人工知能)半導体需要の急拡大を背景に、世界で初めて5兆ドルを超える企業となった。日本の時価総額首位であるトヨタ自動車の約15社分にあたる規模で、生成AI時代の主役として圧倒的な存在感を示している。

    目次

    AI半導体の独走が牽引、エヌビディアが史上初の5兆ドル超え

    29日のニューヨーク株式市場で、エヌビディアの株価が前日比で一時4%超上昇し、時価総額が5兆ドルを突破した。7月に4兆ドルを超えてからわずか3か月での快挙であり、同社の急成長ぶりを象徴する数字となった。

    背景には、生成AIブームを支える中核技術であるGPUの圧倒的なシェアがある。エヌビディアはAIモデルの学習や生成に欠かせない高性能半導体を供給し、世界市場の約8割を握るとされる。

    28日に開催された開発者向け会議「GTC」で、ジェンスン・フアンCEOが新型製品の販売が好調に推移していると述べたことも投資家の買い意欲を後押しした。

    AI経済圏の中核企業に 成長持続性と依存リスクの両面

    エヌビディアの快進撃は、AI経済の拡大を象徴する動きだ。
    生成AIや自動運転、ロボティクス、医療分野など、AIが産業の中心に組み込まれるにつれ、同社のGPUはAI社会を支える主要な基盤技術として存在感を高めている。
    AIを支える装置産業の中核を担うことで、世界のテクノロジー構造に大きな影響を与えている。

    一方で、成長の持続性には慎重な見方もある。
    AIサーバー需要が一巡すれば調整局面を迎える可能性があり、クラウド事業者への依存度が高い構造上、投資動向次第では成長が鈍化する懸念が指摘されている。
    また、米中摩擦に伴う輸出規制や、競合企業の台頭によって利益率が圧迫されるリスクもある。

    それでも、エヌビディアの技術的優位は依然として明確だ。GPU性能の進化がAIモデル開発の速度を左右する現状では、同社は「AI時代の基幹インフラ企業」として中心的な役割を果たしている。

    今後はAI専用チップの開発をさらに進め、クラウドからエッジ(端末)までを統合する新たな計算基盤の構築を目指すとみられる。

    市場では、「エヌビディアはテック株の枠を超え、AI経済の象徴的存在となりつつある」との見方も出始めている。

    GTC キーノート

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