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    JR東日本グループ、新幹線東京駅にホームドア導入 異編成対応システムで初の試み

    2025年10月7日、東日本旅客鉄道(JR東日本)は、新幹線東京駅に世界初となる異なる編成構成に対応するホームドアを導入すると発表した。
    ドア位置を自動認識して開閉を制御する仕組みを採用し、安全性と利便性を両立させる方針だ。

    目次

    新幹線東京駅、QRコード認識でドア位置を自動制御

    JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「勇翔2034」で掲げる「究極の安全」の実現に向け、首都圏主要路線でのホームドア整備を進めている。
    その一環として、1日平均約7万人が利用する新幹線東京駅において、新たなホームドアの導入を決定した。

    設置対象は20〜23番線の各ホームで、2028年度末に20・21番線、2029年度末に22・23番線が運用を開始する予定である。
    今回導入されるシステムの特徴は、複数の車両編成に対応できる柔軟性にある。
    E2系・E5系・E6系・E7系・E8系・H5系・W7系といった異なる車両タイプのドア位置を自動で認識し、該当箇所のみを開閉できる。

    編成を判別する方法には、QRコードを利用した独自方式を開発中だ。
    列車がホームに進入する際に編成情報を読み取り、ドア位置と連動して自動開扉を行う。
    将来的には車両ドアとの完全連携による自動同期開閉機能も検討されており、駅係員による手動操作からの脱却を目指す。

    導入されるホームドアは高さ約1,350mm、開口幅は標準約1,700mmで、居残り検知や戸当たり検知など複数の安全センサーを搭載。視認性向上のため一部をガラス化する。

    利便性と安全性の両立へ

    この取り組みは、従来の風圧対策を目的とした固定式ホームドアから一歩進んだ「可変・自律型システム」への転換を意味する。
    列車ごとにドア位置が異なる新幹線での導入は初の試みであり、今後の鉄道安全技術の指標となる可能性がある。

    一方で、編成判別やドア制御の自動化には高度な信頼性が求められる。
    QRコード方式は実装コストが比較的低い利点を持つが、天候や汚れによる読み取り精度の低下リスクも考えられる。
    JR東日本は検証試験を重ねながら、安定稼働を確認したうえで導入を進める方針だ。

    JR東日本は「究極の安全」の理念のもと、2031年度末までに東京圏在来線の主要330駅・758番線へのホームドア設置を目指している。今回の新幹線対応型ホームドアは、その到達点を象徴する先駆けといえる。

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