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    ネビウス、MicrosoftとAIインフラ契約 174億ドル規模で株価47%急伸

    2025年9月8日、オランダのネビウス・グループは、米マイクロソフトとAIインフラ提供に関する大型契約を発表した。契約額は5年間で174億ドルに達するという。
    本件により、同社の株価は時間外取引で47%超の急伸を見せた。

    目次

    ネビウス、MSにGPUインフラを提供 契約額174億ドル超

    ネビウス・グループは、米マイクロソフトに対して画像処理半導体(GPU ※)インフラの専用容量を供給すると公表した。契約期間は5年で総額174億ドルに達する。
    マイクロソフトはこれに加えて追加容量を取得する可能性もあり、その場合の総額は最大194億ドルに上るという。

    ネビウスはエヌビディア製GPUを中心としたAIクラウドサービスを提供しており、自社設計のハードウェアとクラウドソフトウェアアーキテクチャを組み合わせることで、開発者がAIモデルを構築・調整・実行するための環境を整備してきた。

    マイクロソフトにとっても、AI開発の高速化と規模拡大に直結する投資であり、ニュージャージー州に新設されるデータセンターから年内にGPUインフラの供給を受ける計画だ。

    本発表を受け、同社株価は時間外取引で47%を超える急騰を記録した。

    ※GPU(Graphics Processing Unit):画像処理を担う半導体だが、AI開発では並列演算に優れた特性を活かし、大規模データ処理や機械学習の基盤として利用されている。

    AI需要急拡大が追い風 成長機会と競争リスクの両面

    今回の契約は、AI市場の急拡大を象徴する出来事であると言える。
    大規模言語モデルや生成AIの普及に伴い、計算資源の不足は世界的な課題となってきた。ネビウスが提供するGPUインフラが、こうした需給ギャップを埋める手段として機能することで、同社の収益基盤を大幅に拡張させる可能性がある。

    また、マイクロソフトが持つ膨大なAIサービス群に直接関与することで、ネビウスは安定的な収益を得るだけでなく、技術的信用も高められるかもしれない。
    契約規模が大きいため、他のテック企業や研究機関からの追加需要を呼び込む誘因にもなり得る。

    一方で、リスクも見逃せない。
    エヌビディア製GPUへの依存度が高い構造は、供給制約や価格変動に左右されやすいとも言える。また、クラウド分野ではアマゾンなどの大手が同様のサービスを拡充しているため、競争環境は一段と厳しくなると考えられる。

    それでも、今回の案件はネビウスの成長加速を確実に裏付ける出来事と言って良いだろう。今後、同社が契約を足掛かりにどこまで事業を拡大できるか、引き続き注目したい。

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