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AIでセキュリティ強化 Google Chrome 140が正式リリース

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年9月2日、米Googleはデスクトップ版「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン140を公開した。
AIが危険なパスワードを自動変更する新機能を搭載し、Windows・Mac・Linux環境で順次展開が進められている。

Chrome 140、AIが不正使用パスワードを自動変更

「Google Chrome 140」では、セキュリティ強化の一環としてAIによるパスワード自動更新機能が追加された。
ユーザーが過去に不正利用された危険なパスワードを用いてWebサイトにログインすると、AIが即座に検出し、対象サイトにおいて自動で安全なパスワードへと切り替える仕組みだ。
対象は一部サイトに限られるが、今後の拡張が期待される。

加えて、オムニバー(アドレスバー)から「このページについてGoogleに質問する」コマンドを利用できるようになった。
これにより、ページ内のテキストを抽出して検索・翻訳したり、画像検索にかけるといった操作が簡便化される。
Googleレンズを基盤とした機能で、前バージョン138から段階的に展開されてきたが、140では対応範囲が広がった。

さらに、プライバシーとセキュリティ設定における「常に安全な接続を使用する」オプションで表示される警告が、従来の全画面表示からダイアログ形式に更新された。
開発者向けにはCSSの型付き算術演算など多様な新機能も提供され、拡張性が一段と高まった。

今回のアップデートでは6件のセキュリティ修正も含まれる。
更新は自動適用されるが、手動で確認・再起動することで即時反映が可能だ。

AIで危険パスワード自動更新、Chrome新機能の意義

Google Chrome 140に搭載されたAIによるパスワード自動更新は、利用者が不正使用済みのパスワードを入力した際に即時検出し、安全なものへ切り替える仕組みである。
これにより被害拡大を防ぐ効果が期待でき、セキュリティ強化の実効性が期待される。

また、アドレスバーから直接ページ内容を検索や翻訳にかけられる機能は、情報取得を容易にし、「Googleレンズの技術を生活レベルで活用できる」という面で大きな利点となるだろう。
セキュリティ警告の表示形式が全画面からダイアログに改められたことで、ユーザー体験も改善されると考えられる。

一方で対応サイトが一部に限られるため、利便性が十分に発揮されるには今後の拡張が不可欠となりそうだ。
利便性の裏で、利用者がGoogle依存を深め、セキュリティ意識がなおざりになるという懸念も無視できない。今回のアップデートは、開発者向け機能の拡張や複数の脆弱性修正も含め、全体として多層的に進化したバージョンである。
今後はAI機能の対象サイト拡大と、ユーザーが過度に安心しすぎず、自らも管理を意識するバランスが課題になるのではないだろうか。

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