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    Microsoft、AIエージェント「Surveys」を発表 アンケート作成から分析まで自動化へ

    2025年8月28日、米Microsoftはアンケートの立案から結果の分析までを支援するAIエージェント「Surveys」を発表した。商用向け「Microsoft 365 Copilot」ライセンス保有者が対象で、開発中の機能を体験できる「Frontier」プログラムを通じて提供される。

    目次

    AIがアンケートを立案・実施 設計から分析まで網羅

    Microsoftが発表した「Surveys」は、アンケート業務を効率化するためのAIエージェント(※)である。ユーザーが説明や指示を入力すると、適切な設問案の下書きなどを行う。

    さらに、アンケートの実施計画の実行や回答率向上に向けたリマインドメールの送信など、実施段階もサポートする仕組みだ。収集したデータは自動的に「Excel」へインポートされ、分析を行うこともできる。

    従来、人間が手動で複数のツールを組み合わせて実施していた一連の業務の多くが自動化できる点が特徴となる。

    本機能の利用には「Microsoft 365 Copilot」へのサインインが必要で、職場や学校のアカウントを持つユーザーが対象だ。利用者は左ペインから「Surveys (Frontier)」を追加し、意図と種類を説明するプロンプトを入力するか、組み込みのプロンプト例を利用するだけでアンケートが設計される。

    ※AIエージェント:ユーザーの指示をもとに、特定の業務プロセスを自律的に実行するAIシステム。従来の単機能的な自動化ツールと異なり、複数の工程を横断的に処理できるのが特徴。

    業務効率化の期待とリスク

    Microsoftが発表したAIエージェント「Surveys」の最大のメリットは、アンケート業務の多くを自動化できる点にあると考えられる。

    設問の下書きから配布、回答率向上のためのリマインド、さらにはExcelによる分析までを一元化することで、従来の作業が短縮される可能性がある。

    これにより、企業は迅速な意思決定を行いやすくなり、教育や研究の現場でも調査の回転速度が高まるだろう。特に、日常的にアンケートを用いる人事部門やマーケティング部門にとっては、業務効率を大きく引き上げるツールとなり得る。

    しかし、デメリットも見逃せない。AIによる自動設問は必ずしも文化的背景や微妙なニュアンスを反映できるとは限らず、調査の質に偏りが生じる可能性がある。

    また、自動化された分析に依存することで、人間がデータを精緻に読み解く機会が減り、深い洞察を失うリスクもある。効率化と引き換えに、調査の解釈力や批判的視点が希薄化する懸念は無視できないだろう。

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