ミエルカSEO、GPT-5生成AI導入でSEOの質を向上 追加料金不要

2025年8月20日、ウェブマーケティング支援のFaber Company(ファベルカンパニー)は、同社のSEOプラットフォーム「ミエルカSEO」に搭載する「AIチャット機能」で、米オープンAIの最新生成AIモデル「GPT-5」を8月12日から利用可能にしたと発表した。
ミエルカSEOがGPT-5に対応、精度と利便性を強化
Faber Companyは、SEO対策やコンテンツ制作を支援するプラットフォーム「ミエルカSEO」を展開している。
その中心機能のひとつが、ユーザーが対話形式でAIに質問・指示を出せる「AIチャット機能」である。これまで「GPT-4」を含む先端の生成AIを活用してきたが、今回の発表により最新モデル「GPT-5」が正式に利用できるようになった。
これにより、企業のSEO施策や記事作成において、より高い生産性と質を確保することが可能になる。
導入方法は従来のAIチャットと同様で、すでに該当プランを契約しているユーザーであれば追加料金は不要だ。
AIチャット機能には、個人情報に該当するデータを自動検知して別文字に変換するセキュリティ対策、入力した内容のテンプレート化、専門知識に基づくマーケティング指示文の提供、といった付加価値が備わっており、企業利用を前提にした設計となっている。
生成AI進化がSEO市場を変えるか、効率化とリスクの両面
今回のGPT-5対応は、SEOを中心としたデジタルマーケティングの現場に大きな変化をもたらすと見られる。
従来のAIモデルと比べ精度が向上したことで、記事構成の自動生成や検索意図に沿ったキーワード提案などが一層的確になり、マーケターの作業負担を大幅に軽減する可能性がある。企業がスピーディーに高品質なコンテンツを展開できれば、検索順位の向上や集客効果にも直結するだろう。
一方で、生成AIに依存しすぎるリスクも指摘される。
AIが生み出す文章はあくまで確率的な予測に基づくため、事実確認を怠れば誤情報の拡散につながる恐れがある。また、モデルが進化するほどユーザーは精緻なプロンプト設計を求められる場合もあり、使いこなしの難度が増す可能性があると言える。
今後は、SEO市場全体への波及効果にも注目が集まるだろう。
GPT-5の導入によって、ミエルカSEOの競争力が高まれば、他のマーケティング支援ツールも最新AIモデルの搭載を加速させると予想できる。これにより、ツール選定の基準が「機能数」から「AI精度と運用体制」へと移行する可能性がある。
生成AIは単なる作業効率化の道具ではなく、企業の情報発信戦略そのものを再定義する存在になりつつある。今回の発表は、マーケティング領域におけるAI利用の新たな標準を示す動きと位置付けられるだろう。