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アプリ監視大手New RelicがAI利用動向を公開 ChatGPTが圧倒的シェア、AI監視ツール導入も急拡大

2025年8月21日、米アプリ監視大手New Relicは「AI Unwrapped:2025年インパクトレポート」の日本語版を公開した。
8万5000以上の顧客データを分析した結果、ChatGPTがLLM利用の大半を占め、New RelicのAI監視ツール導入も急速に広がっていることが明らかになった。

目次

ChatGPTがLLM利用の86%を占有、AI監視導入も加速

New Relicは、本社をサンフランシスコに置くソフトウェア・アナリティクスを専門とするIT企業である。
クラウドやオンプレミス環境でウェブやモバイルのアプリケーションを監視するサービスを展開しており、多様なデータを可視化している。

New Relicは、このたび、同社の顧客データを分析した最新レポートを発表した。
それによると、顧客のAI利用は急拡大を遂げており、特に大規模言語モデル(LLM)の分野では、OpenAIの「ChatGPT」がトークン利用の86%を占めているという。
特にモデル「4o」や「4o mini」への評価は高く、企業は移行を推進している。性能向上と機能追加が、開発者に強く支持されていることがうかがえる。

一方で、Metaの「Llama」などオープンソース系モデルや特定分野に特化したモデルの利用も増加している。
2025年第1四半期には、AIアプリで使用される独自モデルの数が前年同期比で92%増加し、多様性が広がっている点も見逃せない。

また、AI活用が本格化するなかで信頼性や透明性を担保するための監視ツールの導入が急速に進展している。
New Relicの「AI Monitoring」は直感的な操作性と既存環境との統合性が評価され、導入率は四半期ごとに30%の伸びを記録している。

同社のストラテジスト、ニック・ベンダーズ氏は「AIは研究段階から日常業務への活用へと急速に進化しており、開発者は『AIのスピード』で動いている」と指摘し、AIが実験段階から日常の業務活動へと移行する過程では、監視ソリューションが不可欠になると予測している。

AI監視の拡大、一方で課題も

New Relicのレポートは、ChatGPTが依然としてLLM市場で圧倒的なシェアを持つことを示している。
また、AI活用における信頼性を高めるため、「透明性」や「可観測性」を担保する監視ツールの普及が進んでいることも注目すべき点だろう。

一方で、ChatGPTへの依存度が高すぎることで、競争環境が限定され、価格交渉力や技術多様性が損なわれるリスクがある。
また、監視による透明性は一方でプライバシーやデータ管理の問題を顕在化させる可能性を含んでいる。

AI活用と監視ツールの利用が拡大する中では、AI活用の「速度」を重視する企業と「透明性・安全性」を重視する規制や社会的要請との間で、新たなバランスを模索する局面に入るのではないかと考えられる。
プライバシーに配慮しつつも、適切な監視システムを構築していくことが必要になっていくだろう。

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