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    エクイニクス、次世代原子力企業など連携 AIデータセンター電力確保へ

    2025年8月18日、米エクイニクスがAI対応データセンターの拡張に向け、次世代原子力や燃料電池の供給企業と提携したと発表したことを、エクイニクス・ジャパンが日本向けに明らかにした。

    目次

    AI時代の電力不足に備え、多様な供給源を確保

    エクイニクスは次世代原子力(※1)企業のオクロ、ラディアント、ULC-エナジー、ステラリア、さらに燃料電池(※2)を供給するブルーム・エナジーと提携を結んだ。これらの企業と連携し、従来の電力会社からの供給に加えてオンサイト発電技術を組み合わせることで、AIデータセンターの電力安定化を図る。

    今回の取り組みは「多様化された電力ポートフォリオ戦略」の一環であり、特定の電力源に依存しない体制を築く狙いがある。AIの普及に伴うデータセンターの拡張は、従来の電力需要の想定を超えるスピードで進んでおり、供給の選択肢を広げることが急務となっている。

    背景には、国際エネルギー機関(IEA)の予測がある。世界の電力消費量は2027年まで年間4%のペースで増加するとされ、過去最高水準の伸び率が続く見込みだ。この需要拡大はAIの普及、電化の進展、製造業の再活性化といった複合要因によるものだと言える。

    エクイニクスは既存の電力網を強化するだけでなく、新たな発電技術を積極的に導入し、将来の不確実性に備えている。今回の提携はその象徴的な取り組みとなる。

    ※1 次世代原子力:小型モジュール炉(SMR)など従来型より安全性・効率性を高めた新設計の原子力発電技術。
    ※2 燃料電池:水素などの燃料と酸素を反応させて発電する装置で、排出物は水のみ。

    原子力と燃料電池の併用で持続性確保へ

    エクイニクスの戦略は、クリーンかつ信頼性の高い電力を多角的に確保することにあると言える。燃料電池は環境負荷が比較的低く、分散型エネルギーとして柔軟な供給が可能だ。
    一方、次世代原子力は長期的な安定供給に優れるが、安全規制や社会的合意形成には時間を要するのが実情である。

    エクイニクスは、既存の電力会社と連携して送電インフラの高度化にも投資しており、単に新しい発電方式を取り入れるだけでなく、電力網全体の最適化を志向している。これにより、AIデータセンターに不可欠な「停止しない電力」を維持する仕組みを構築しようとしているとみられる。

    電力需要が急増するなかで持続的な供給を実現するためには、多様な技術を組み合わせるしかないという見方もあるだろう。エクイニクスの動きは、データセンター業界全体に新たなエネルギー戦略の指針を示すものになると考えられる。

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