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    アップル、ロボットやSiri刷新でAI領域巻き返しへ スマートホーム製品も投入予定か

    2025年8月14日、米アップルがロボットや音声アシスタント「Siri」の進化版、スマートスピーカー、ホームセキュリティーカメラなど複数の新製品計画を進めているとブルームバーグが関係者からの話として報じた。
    AI分野での競争力回復を狙う戦略の一環とされる。

    目次

    AI復活へ アップルが複数の新製品計画

    ブルームバーグは8月14日、アップルが人工知能(AI)分野での復活を目指し、複数の新製品投入を計画していると関係者からの話として伝えた。
    内容には、2027年投入予定のテーブルトップ型ロボットや、高性能化した音声アシスタント「Siri」、ディスプレー付きスマートスピーカー、ホームセキュリティーカメラが含まれるという。

    関係者によれば、テーブルトップ型ロボットはAIコンパニオン(※)として開発され、同社のAI戦略の中核を担う見込みだ。
    一方、スマートスピーカーは来年発売予定で、エントリーレベルのスマートホーム製品のラインナップ拡充を目的としている。

    ホームセキュリティーカメラは、家庭内機能を自動化できるセキュリティーシステムの基盤として位置づけられ、同社製品のエコシステム強化を狙う。
    関係者は匿名を条件に、こうした取り組みがアップルブランドの囲い込みを一層強める可能性を示唆した。

    報道を受け、アップル株は一時2.3%上昇し、この日の高値を記録した。終値は前日比1.6%高の233.33ドルとなった。
    同社はAIソフトウェアの分野で立て直し途上にあるが、経営陣はハードウェアの新製品投入が復活の鍵になるとみている。

    ※AIコンパニオン:人工知能を搭載し、ユーザーの日常生活を支援するロボットやソフトウェアの総称。会話や作業補助、情報提供など多様な機能を持つ。

    新製品攻勢がもたらす競争力強化と懸念

    今回の新製品計画は、アップルにとってAI領域での巻き返しを図る重要な布石となり得る。
    サムスン電子やメタ・プラットフォームズなどがスマートホームやロボティクス分野で先行する中、自社エコシステムを生かした製品群の投入は競争力を高めると考えられる。
    特に、ロボットやSiriの刷新は、ユーザー体験を大きく変える可能性がある。

    一方で、計画の多くはAIソフトウェアの進展状況に依存しており、開発遅延や機能面での差別化不足がリスクとなる。
    競合他社も生成AIやスマートデバイスの改良を加速させているため、市場投入のタイミングを逃せばシェア拡大は難しくなるだろう。

    さらに、ホームセキュリティーカメラやスマートスピーカーは、プライバシー保護やデータ利用の透明性が問われる領域であり、消費者の信頼確保が不可欠だ。
    計画が実現すれば、アップルの事業領域は広がると思われるが、その成否は技術面だけでなく、規制対応や市場受容度にも左右されそうだ。

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