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Google「Gemini」、過去会話の参照と一時チャット機能を全ユーザーに提供

PlusWeb3 編集部
PlusWeb3 編集部 Web3・AI専門メディア

2025年8月13日、米GoogleはAIチャットボット「Google Gemini」に過去の会話参照機能と一時チャット(Temporary Chat)機能を追加したと発表した。
無料ユーザーを含め、誰でもGeminiアプリで利用できる。

Gemini、会話履歴の参照と履歴非保存の切替が可能に

Googleは8月13日、AIチャットボット「Google Gemini」に、過去の会話を参照してパーソナライズ精度を高める新機能を導入した。

従来はセッションをまたぐ形で背景情報を保持できず、長期的なプロジェクトや継続的なやり取りでは毎回同じ説明を繰り返す必要があった。
今回の機能追加により、ユーザーが以前に提供した好みや生活スタイルに関する情報をもとに、Geminiはより精緻で文脈に沿った回答を生成できるようになる。

この履歴参照はデフォルトで有効だが、アプリの「設定」から「Personal context」内の「Your past chats with Gemini」トグルをオフにすることで無効化できる。
さらに、履歴に残したくない会話については、新設されたTemporary Chatアイコンをクリックすることで、記録を残さず利用することも可能だ。

加えてGoogleは数週間以内に「Geminiアプリアクティビティ」の名称を「Keep Activity」に変更し、同設定が有効な場合、米国時間9月2日からアップロードファイルのサンプルをGoogleサービス改善のために利用するとしている。
ユーザーはこの設定をオフにするか、Temporary Chat機能を活用することでデータ利用を制御できる。

高度なパーソナライズとプライバシー制御の両立が鍵に

今回の機能拡張は、Geminiの利便性と継続利用価値を高める一方、プライバシー保護とのバランスが注目される。
過去の会話参照によってユーザー特性を深く理解し、回答精度が向上することは、長期的な業務サポートや専門分野での相談に有効だと考えられる。
特にプロンプト作成の手間が減り、作業効率向上につながる可能性がある。

一方で、履歴参照機能は個人情報や機密性の高い内容を含む場合、データ管理の透明性や制御手段の明確化が重要となる。
Temporary Chatや設定変更による利用制限は一定の解決策となるが、ユーザー側の理解と運用意識が不可欠であろう。

今後は、Googleがデータ利用方針や保存期間の明確化を進め、企業利用や規制対応の観点からも安心感を高められるかが鍵になると思われる。
AIチャットボット市場では、精度と信頼性を両立させたサービスが競争優位を築くとみられるため、今回のアップデートはその一歩と言えるだろう。

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