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    OpenAI、GPT-4o即時停止を撤回 GPT-5は温かみある性格に改善へ

    2025年8月11日、米OpenAIのサム・アルトマンCEOは最新AIモデル「GPT-5」公開時に従来モデル「GPT-4o」を即時停止した判断について「間違いだった」と述べた。
    ユーザーの反発を受け、同社は有料ユーザー向けに4oの再提供を開始している。

    目次

    GPT-5公開直後の4o停止に批判集まり再提供へ

    OpenAIは8月8日に「GPT-5」を発表し、従来のGPT-4oやo系統モデルを統合して単一モデルとして運用を開始した。
    これに伴い、GPT-4oは同日から利用不可となったが、親しみやすさや会話の柔らかさに魅力を感じていたユーザーから反発が広がった。

    SNSでは「#keep4o」のハッシュタグが拡散し、GPT-5の応答が論理的すぎて冷たく感じられるとの意見や、長年利用してきた4oを失ったことへの不満が寄せられた。

    アルトマン氏は8月11日、4oの即時停止は「間違いだった」と述べ、廃止の場合は事前通知を行う方針を示した。
    8月12日には有料ユーザー向けに再提供を開始し、その後全ユーザーがモデル選択画面から利用できるようになった。
    さらに「追加モデルを表示」機能が追加され、o3や4.1なども選択可能となった。

    GPT-5には応答速度を切り替える「自動」「Fast」「考えています」の3モードが新たに搭載され、4.5はプロユーザー限定で利用可能となっている。

    AIモデル選択の鍵は「性能」から「性格」へ

    今回の一連の動きは、AIモデルに対するユーザーの評価軸が性能だけでなく、会話の雰囲気や親しみやすさといった「性格」にも及ぶことを浮き彫りにした。
    長期利用者ほど会話スタイルへの愛着が強く、機能更新よりも人格的な親和性を重視する傾向がある。

    OpenAIはGPT-5の性格を現行より温かみのある応答に調整する方針を示し、今後はユーザーごとの性格カスタマイズも拡充するとしている。
    これにより、用途や好みに応じて最適なモデルを選べる柔軟性が高まる一方、過度な依存や心理的影響への懸念も残る。

    今後、各社は高度な思考能力や速度と同時に、ユーザーが安心感や信頼を持てる会話体験の設計を競うことになるだろう。
    これはAI市場における新たな差別化要因となり、モデル選択の基準が「何ができるか」から「どんな存在であるか」へとシフトする可能性が高い。

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