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    米コアウィーブ、AIデータセンター拡大で損失約1億3000万ドル 投資継続

    2025年8月12日、米AIクラウド企業コアウィーブが第2四半期決算を発表した。急増するAI需要に対応するため設備投資を大幅に拡大し、損失が前年同期比で大幅に膨らんだことが明らかになった。

    目次

    AI需要急増で投資膨張、損失1億3000万ドルに拡大

    コアウィーブが2025年第2四半期(4~6月)決算を公表した。調整後の純損失は約1億3080万ドル(約193億円)に達し、前年同期の500万ドルから大幅に拡大した。市場予想の9630万ドルの赤字も大きく上回る結果となった。

    同社はAI開発者からの需要急増を受け、データセンターの供給力強化に向けた大規模な設備投資を継続している。第2四半期の設備投資額は29億ドルに達し、前四半期を約10億ドル上回った。さらに、第3四半期(7~9月)も29億~34億ドルの投資を見込む。

    CEOのマイケル・イントレーター氏は「AIへの前例のない需要に応えるべく、急速に事業規模を拡大している」とコメント。オープンAIやマイクロソフトなど大手顧客を抱え、7月には暗号資産マイニング大手の米コア・サイエンティフィックを買収することで合意し、事業拡大を図っている。

    売上高は約3倍に増え12億1000万ドルとなり、予想の10億8000万ドルを上回った。通期売上高見通しは51億5000万~53億5000万ドルに引き上げたものの、設備投資額と調整後営業利益の見通しは据え置いた。

    急拡大の裏に収益圧迫リスク、長期的成長に賭ける戦略

    コアウィーブの大規模設備投資は、急増するAI需要に迅速対応し先行者利益獲得を狙う戦略だと言える。特に主要顧客にオープンAIやマイクロソフトを抱え、7月の暗号資産マイニング企業買収を通じて事業拡大を図っていることは、技術力と顧客基盤の強化に資すると考えられる。
    また、売上高が前年同期比で約3倍に増加し、市場予想を上回った点も成長の裏付けとなっている。

    一方で、膨大な設備投資が損失拡大を招き、調整後純損失が1億3000万ドル超に膨らんだことは収益性の観点からリスクが高い。第3四半期の営業利益見通しが市場予想を下回る点からも、当面は収益圧迫が続く可能性が高い。
    設備投資の回収が遅れ、財務負担が長期化することや供給競争の激化に伴い、価格競争力が低下する懸念もある。

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