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    メタ、4兆円超を米大手債券運用ピムコと投資会社ブルー・アウル等から調達 AI拠点拡張へ

    2025年8月8日、米メタ・プラットフォームズがルイジアナ州データセンター拡張に向け、総額290億ドル(約4兆2700億円)の資金調達を実施する金融機関として、パシフィック・インベストメント・マネジメント(以下、PIMCO)とブルー・アウル・キャピタルを選定したとブルームバーグが報じた。
    AI開発競争が激化する中、大規模なインフラ投資が加速している。

    目次

    メタ、米ルイジアナ州データセンター拡張で290億ドル調達

    事情に詳しい関係者によると、PIMCOは260億ドルの債務部分を担当し、ブルー・アウル・キャピタルは30億ドルの株式資金を引き受ける予定だ。
    債務は社債発行の形を取る可能性が高いとされる。

    PIMCOは米国カリフォルニア州に拠点を置く世界最大級の債券運用会社で、主に機関投資家や年金基金向けに債券ポートフォリオを運用している。

    一方のブルー・アウル・キャピタルは、米国ニューヨークに本社を置く投資会社で、プライベートクレジットやオルタナティブ投資に特化し、企業の資金調達やM&A支援を行っている。

    今回の資金調達は、メタがAI開発に不可欠な計算能力を確保するための大規模インフラ整備の一環だ。
    ルイジアナ州の施設は既存設備を拡張し、次世代AIモデルの学習や推論を支える拠点となる見通しだ。

    メタは資金調達を巡りモルガン・スタンレーと協力し、複数の大手プライベートクレジット企業と交渉を行っていた。
    最終的な候補にはアポロ・グローバル・マネジメントやKKRも含まれていたが、今回の主導役はPIMCOとブルー・アウルに決定した。

    メタおよび両金融機関はコメントを控えており、モルガン・スタンレーも取材には応じていない。
    交渉の詳細や条件は非公開だが、AIインフラ投資の規模としては過去最大級に位置づけられる案件とみられる。

    AIインフラ競争で加速する巨額資金調達の波

    今回のメタによる4兆円超の資金調達は、AIインフラ拡張競争が新たな局面に入ったことを示している。
    特にルイジアナ州データセンターは、次世代AIモデルの学習や推論を支える拠点として機能する見通しであり、稼働後は処理能力の向上が期待される。

    一方で、社債発行を含む債務による調達は、金利上昇局面では返済負担の増加というリスクを伴うため、財務戦略の柔軟性が問われる局面も出てくるだろう。

    競合他社も同様に大規模投資を進めており、マイクロソフトやグーグルなどとのインフラ規模の競り合いは今後も続くとみられる。
    この中で、電力供給の確保や環境規制への適合といった課題は一層重要性を増すはずだ。
    特に地域社会との連携や再生可能エネルギーの活用は、事業の持続可能性を左右する要素となる。

    また、今回のように債務と株式を組み合わせた調達手法は、他のテック大手にも波及する可能性がある。
    資本市場が大型インフラ案件に対してどの程度の資金供給意欲を示すかによって、業界全体の投資ペースにも影響が及ぶだろう。

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