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    生成AI「スタディポケット」がGPT-5対応 発表同日に全国の教育機関へ提供

    2025年8月8日、スタディポケット株式会社は、学校向け生成AIサービス「スタディポケット」が米OpenAIの最新モデルGPT-5に対応したと発表した。
    同日より全国の教育機関で利用可能となり、学習支援や校務効率化の精度向上が見込まれる。

    目次

    GPT-5搭載で学習支援と校務効率化を高度化

    スタディポケット株式会社は、同社が提供する学校向け生成AIサービス「スタディポケット」に、OpenAIが2025年8月8日に公開した最新モデルGPT-5を搭載した。
    OpenAIはGPT-5について「これまでで最も賢く、最も速く、最も便利なモデルであり、博士号(Ph.D.)レベルの専門知識を有する」と評価している。

    今回のアップデートにより、回答の正確性と応答速度が向上。教育現場では、生徒の探究型学習の質を高めるだけでなく、教員の業務効率化にも大きく寄与すると見込まれる。

    スタディポケットは教員向け「for TEACHER」と生徒向け「for STUDENT」の2種類を展開している。
    生徒版には答えを直接示さず学びを促す「探究チャット」や学習テンプレートを備え、教員版には数十種類の校務支援テンプレートが用意されている。これらはカスタマイズや校内共有も可能だ。

    同社は過去にも、2023年にGPT-4を国内の教育機関向けにいち早く提供した実績を持つ。
    今回のGPT-5においても、発表当日からの導入を可能にすることで、AI活用を志向する学校を支援する方針だ。

    教育現場のAI活用が加速 精度向上で広がる可能性と課題

    GPT-5対応により、教育現場のAI活用はさらなる広がりを見せる可能性がある。
    生成AIの高精度化は、生徒一人ひとりの学習履歴や進度に応じた個別最適化を実現しやすくし、学力向上だけでなく学習意欲の喚起にもつながり得る。
    また、教員は作業の一部をAIに委ねることで、授業準備や生徒対応に集中できるようになり、教育の質全体の底上げが期待される。

    しかし、依存度が高まることによる課題も無視できない。
    AIが提示する情報の真偽を見極める力は、教員にも生徒にも必要となるはずだ。また、生成AIによる回答が学習過程を省略してしまう恐れや、プライバシー・セキュリティ上の懸念も残る。特に教育現場では、生徒の個人情報や学習データを扱うため、情報管理の徹底が不可欠だと思われる。

    総じて、スタディポケットのGPT-5対応は、AI活用教育の可能性を大きく押し広げる一方で、そのリスク管理を教育機関に突きつける契機にもなるだろう。

    今後は、AIが教師の役割を補完しつつ、倫理的枠組みの中で持続可能な教育モデルを確立できるかが鍵となりそうだ。

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