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    LINEヤフーがPC版Yahoo!検索に生成AIを実装、深掘り検索が可能に

    2025年8月5日、LINEヤフーはPC版「Yahoo!検索」において、チャット形式でやり取りできるAIアシスタント機能と、生成AIによる検索回答表示機能の提供を開始した。2024年10月にスマートフォン版で導入された同機能が高評価を得たことを受け、PC版にも拡大された。

    目次

    AIによる検索回答とチャットアシストがPCにも対応

    LINEヤフーは、PC版「Yahoo!検索」において、2つの生成AI機能を新たに提供開始した。ひとつは、検索キーワードに対してAIが直接回答を提示する「生成AIによる回答表示機能」、もうひとつは、ユーザーと対話形式で情報を深掘りできる「AIアシスタント機能」である。

    これらの機能は、2024年10月にスマートフォン版で先行実装されていた。その際、ユーザーの82%が「とても満足」「満足」「やや満足」と回答したことから、PC版への展開が決定された。スマートフォンとPCの両プラットフォームで同様の体験が可能となることで、幅広いユーザー層への利用促進が期待される。

    PC版では、Yahoo!検索トップページや検索結果画面上部の検索窓横に表示されるアイコンをクリックすることで、AIアシスタントが起動。ユーザーは質問を入力し、生成AIとのチャットを通じて回答を得られる。また、検索結果画面にはAIによる回答が直接表示されるようになり、従来のリンク一覧とは異なる検索体験が提供される。

    この機能は、ユーザーが疑問を持ったその場で自然言語による解説を得られる点が特徴で、検索行動に対するインターフェースの大きな変革といえる。

    検索体験の変革が進行 人間のような応答が情報収集を加速

    生成AIを活用したYahoo!検索の進化は、従来の「キーワード入力とリンク参照」という一方向型の検索体験から、「対話による情報収集」という双方向型のインターフェースへと大きく舵を切った。

    特に注目されるのは、ユーザーの知識欲に応じて検索が深まる点である。具体的かつ実用的な質問にもAIが即座に対応し、関連質問を通じてチャット形式で掘り下げていく構造は、FAQ型の検索ニーズに極めて相性が良い。検索体験の質が大きく向上することで、ユーザーの検索離脱率低下や滞在時間の増加も見込まれる。

    一方で、AIの回答精度や情報源の透明性については引き続き注視が必要である。生成AIはあくまで「自然言語による推論」であり、事実確認が求められるケースでは従来の検索手段や一次情報へのアクセスが依然として重要となるだろう。

    しかしながら、LINEヤフーによる今回の取り組みは、国産検索サービスとしての進化を示すものであり、生成AI技術の実用化においてGoogleなどに追随する事例といえる。今後、PC・スマートフォンを問わず、生成AIを活用した「次世代検索」が国内の検索エンジンにも広く浸透していく可能性がある。

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