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    グーグル、「AI Mode」に4機能追加 画像解析・Canvasなどで検索体験を拡張

    2025年7月29日、米グーグルはAIによる検索支援機能「AI Mode」に4つの新機能を追加したと発表した。
    画像やPDFの解析、プロジェクト設計ツール「Canvas」などが含まれ、検索の在り方にさらなる変化が生まれつつある。米国の一部ユーザーから試験提供が開始される。

    目次

    グーグル、AI Modeに4機能追加 画像・PDF対応や対話的検索を実装

    グーグルは2025年7月29日、検索機能「AI Mode」に新たな4つの機能を追加すると発表した。
    対象機能は、画像やPDFファイルに関する質問機能、プロジェクト計画用の「Canvas」、Google LensとSearch Liveの連携、そして表示中ウェブページへの質問機能である。

    画像への質問機能は、Google検索上で画像をアップロードし、質問を入力することでAIが解析・回答する仕組みだ。デスクトップ版にも順次展開されている。
    今後数週間以内には、PDFファイルにも対応する予定である。Google Driveのファイルも対象となる見込みだ。

    Canvasは、プロジェクトや学習計画を設計できる作業スペースで、AIが必要情報を収集して提示する機能だ。
    「Create Canvas」ボタンを起動すれば、ユーザーは目的に応じて計画をカスタマイズできる。

    また、Google LensとSearch Liveの連携により、カメラを向けた対象に関する情報をAIと対話形式で取得可能となる。撮影後に「Live」を選択し、質問を入力することで、その場で情報の深掘りが可能になる。

    さらに、Chrome上で表示中のウェブページについてAIに質問できる機能も導入される。
    今後はアドレスバーから直接「このページについてGoogleに質問する」というオプションが表示される予定だ。
    質問結果はサイドパネルに要約として表示され、「Dive deeper(深掘り)」ボタンで追加質問も可能となる。

    AI中心の検索に広がる利便性と懸念

    今回のアップデートによって、検索の主導権はユーザーからAIへと移行しつつあるとの見方もできる。
    画像やPDF、ウェブページの文脈など、従来は検索対象になりにくかった情報にAIがアクセスし、要約や回答を提示することで、検索は直感的で効率的な体験へと進化している。

    Canvasのように、検索結果をもとに計画を構築する動きは、単なる「情報収集」から「目的達成」へとユーザー行動をシフトさせる力を持つ。ビジネスや教育、開発などでの活用も期待できる。

    一方で、AIの提示する情報に対する過信はリスクとなるだろう。AIが誤情報を返す可能性や、情報源へのトラフィック減少による供給構造の変化も懸念される。

    また、AIの要約や選別を受け入れるには、ユーザー自身が情報の真偽や意図を見極める力を持つ必要がある。利便性と引き換えに、判断力や情報リテラシーの重要性が高まっていると言える。

    AI Modeは、検索体験の進化を象徴する一方で、情報との向き合い方を問い直す段階に入ったといえるだろう。

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