MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら
メルマガ/AI・Web3 Insight



    ジェイテクト、AIエージェント体制構築 生成AIで全社的な業務改革へ

    2025年7月28日、ジェイテクト(本社・愛知県刈谷市)は、社員が行いたい業務内容に応じてAIが最適なアプリやデータを自律的に組み合わせて実行する「AIエージェント体制」の構築に着手すると発表した。導入完了は2027年4月を予定している。

    目次

    社員の「やりたいこと」にAIが即応 体制構築開始

    ジェイテクトは自社で内製したノーコード型のAI活用プラットフォームを基盤に、業務自動化の次のステージとなる「AIエージェント構想」を本格展開する。

    このプラットフォームでは、画像認識やデータ分析、生成AIなどのアプリケーションと、社内に蓄積された各種データベースを自由に連携させることが可能となる。
    すでに同社では、生成AIによる特許調査支援アプリを開発・導入しており、部門を超えて活用が進んでいる。

    今回の構想では、社員がタスクを入力するとAIがそれを理解し、自動で最適な結果を選定・提供する仕組みが考えられている。この取り組みにより、すべての社員がAIと自然に協働できる体制の実現を目指す。
    同プラットフォームは2027年4月に向けて段階的に機能を拡張する計画だ。

    AIの「民主化」がもたらす業務改革、現場力と技術の融合に期待と課題

    ジェイテクトのAIエージェント構想は、単なる業務効率化にとどまらず、社員一人ひとりの創造性や判断力を引き出す「共創環境」の実現を意図したものと考えられる。
    これまで人手と時間を要していた分析や調査業務が、AIによって迅速かつ的確に行えるようになれば、現場での意思決定は飛躍的に加速するだろう。

    一方で、AIによる自律的な業務遂行には、誤動作や情報誤認といったリスクも内在する。
    特に生成AIが関与する場面では、出力の正確性やコンプライアンスの担保が不可欠となる。ジェイテクトには、AIの判断を最終確認する「人の関与」も併せて体制に組み込むことが必要となるだろう。

    また、現場のAI活用力の格差をいかに縮めるかも課題の一つとなりそうだ。
    社員全体への教育・リテラシー向上と並行した、UI/UXのさらなる改善が求められる。

    とはいえ、AIが社員の「やりたいこと」に即応し、共に最適解を導き出す世界はすでに現実の射程圏内にある。同社の取り組みが、製造業全体におけるAI導入のモデルケースとなる可能性もあるだろう。

    🚀 AI・Web3業界への転職を考えているあなたへ

    「最先端技術に関わる仕事がしたい」「成長市場でキャリアを築きたい」そんな想いを抱いていませんか?

    Plus Web3は、AI・Web3領域などテクノロジーに投資する企業の採用に特化したキャリア支援サービスです。

    運営する株式会社プロタゴニストは、上場企業グループの安定した経営基盤のもと
    10年以上のコンサルタント歴を持つ転職エージェントが
    急成長する先端技術分野への転職を専門的にサポートしています。

    こんな方におすすめです

    ▼成長産業であるAI・Web3業界で新しいキャリアを始めたい
    ▼「未経験だけど挑戦してみたい」という熱意がある
    ▼今のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか相談したい
    ▼表に出ない優良企業の情報を知りたい

    業界に精通したキャリアアドバイザーが、
    あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、
    最適な企業とポジションをマッチングします。

    Web3企業

    AI企業

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次