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    鯖江の“香り”が万博デビューへ エステーとAIで開発した新製品が完成

    2025年7月25日、福井県鯖江市は、同市をイメージした香りを用いた新製品を発表した。
    市制70周年を記念し、エステーと共同開発された本製品は、大阪・関西万博で配布される予定である。

    目次

    市民の声とAIから生まれた「さばえの香り」

    鯖江市が発表した新製品は、ウェットティッシュと名刺サイズの香り付きカードの2種類。いずれも「さばえの香り」と名付けられたオリジナルの香りを採用している。シトラスとハーブが調和した爽やかな香りが特徴だ。

    この香りは、市民から集めた鯖江のイメージをAIが解析し、消臭芳香剤メーカーのエステーが香料として具現化した。

    市制70周年記念事業の一環として開発されたこの香りは、今後の各種イベントでの活用が予定されている。ウェットティッシュは、大阪・関西万博に関連するパネルディスカッションなどで約1万枚が配布される見込みだ。

    記者会見に登壇した佐々木勝久市長は「素敵な香りなので皆さんに体感していただく場を少しでも多く持ちながら、70周年のお祝いも込めて楽しみたい」と語り、地元発の香りによる地域ブランディングに期待を寄せた。

    香り×AIが地域PRの新たな手法に SNS拡散も狙う

    AIによるイメージ解析と香りの融合は、地域PRの新たな試みとして注目できる。
    視覚や言語情報に依存しない「香り」を使った情報発信は、感覚的な印象に訴えることで、記憶に残りやすいとされる。特に、五感に訴えるプロモーションはSNSとの相性がよく、実物を手にした来場者が写真や感想を投稿することによる拡散効果も期待される。

    今回の取り組みは、デジタル技術とアナログ体験を掛け合わせた地方創生の好例といえる。香りが持つ「地元らしさ」は、言語を超えて伝わるため、インバウンド需要にも応用が可能だと考えられる。今後、他地域でも同様の試みが広がる可能性もある。

    ただし、香りの好みには個人差があるため、万人に訴求するには一定の調整が必要だろう。また、視覚・嗅覚に訴えるキャンペーンは展示環境に左右されやすいため、効果測定の手法も課題として残ると思われる。

    それでも「香りから都市を知る」というアプローチは、体験価値を重視する現代の観光やマーケティングにおいて、今後さらに注目を集めるだろう。

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