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    カカクコム、AIネイティブ推進 Google WorkspaceとSlackへ全面移行

    2025年7月24日、カカクコムは業務効率と生成AIの活用強化を目的に、全社のグループウェアを「Google Workspace」と「Slack」へ全面移行すると発表した。新体制のもとでAIネイティブな働き方を推進する。

    目次

    GoogleとSlackで全社員のAI活用を標準化へ

    カカクコムは7月24日、グループ全体で使用する業務ツールを「Google Workspace」と「Slack」へ全面的に切り替える方針を明らかにした。

    Google Workspaceは、生成AI「Gemini(※)」を活用し、文書作成や日程調整などの日常業務の生産性を高める統合ツールである。
    一方のSlackは、AIエージェントと業務プロセスを対話型に統合する「Work OS」である。
    両者の導入により、全社的なイノベーションを加速する体制が整う見込みだ。

    同社が目指すのは、単なるツールの刷新ではなく、「AI EXCELLENCE(AIで卓越した成果を出す)」という組織バリューの具現化だ。AIが自然に業務に組み込まれた「AIネイティブ」な働き方の実現を掲げている。

    また、Slackと各種開発ツールの連携によって開発フローの効率化を図り、Google Workspaceと共通する「情報の透明性」の思想のもと、オープンな組織文化を醸成する意向も示された。プロダクト開発から始まる変革を全社に広げ、業務全体の革新につなげる構えである。

    開発においても、仕様検討から文書作成まで、プロセス全体をAIと連携させることで、ルーティン業務の削減と創造性の向上を図る。

    最終的には、プロダクト開発にとどまらず、カカクコム全社員の働き方を「AI前提」に再定義することを目指している。

    ※Gemini:Googleが開発した生成AIの名称。Google Workspaceでは文章作成や要約、翻訳、表作成などの支援を行う。

    AIネイティブ化がもたらす波及効果と課題

    AIの活用が開発部門で成果を挙げれば、それをモデルに全社的なナレッジ共有や業務自動化の推進が進むだろう。営業やカスタマーサポートといった部門でも、業務効率の向上やデータ活用の深化が期待される。

    一方で、移行に伴う学習コストや、業務フローの再設計による混乱も想定される。特にAIに不慣れな社員にとっては、適応までの時間と支援体制の整備が不可欠となるはずだ。
    また、SlackやGoogle Workspaceに業務情報が集約されることで、セキュリティ面での新たな課題も生じる可能性がある。

    それでも、生成AIの能力を日常業務に融合させる「AIネイティブ」な働き方は、今後の企業競争力を左右する重要な要素であると言える。
    カカクコムの試みは、業務の未来像を提示する先進事例として、他社にも波及する可能性が高いだろう。

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