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    イーロン・マスク氏のxAI、「Grok 4」を発表 AI性能10倍の大規模言語モデル

    2025年7月10日、米実業家イーロン・マスク氏が率いるAI企業xAIは、新たな大規模言語モデル「Grok 4」を公開した。
    従来の「Grok 3」と比べて10倍の性能を備え、OpenAIやグーグルなどの最新モデルを上回ったと発表した。利用料金は月額30ドルからで、より高性能なプランも用意されている。

    目次

    xAI、「Grok 4」を正式発表 従来比10倍の性能で主要モデルに対抗

    イーロン・マスク氏が設立した米AI企業xAIは7月10日、最新の大規模言語モデル「Grok 4」を正式に発表した。
    前モデル「Grok 3」と比べ、演算能力や推論精度が約10倍に向上したとし、自社開発のスーパーコンピューター「Colossus」で訓練されたことも明らかにしている。

    Grok 4は、OpenAIの「o3」、グーグルの「Gemini 2.5 Pro」、Anthropicの「Claude 4」といった競合モデルと比較して、主要ベンチマークでそれらを上回ったとxAIは主張している。
    モデルは、月額30ドルまたは年額300ドルの「SuperGrok」プランで利用可能で、より高性能な「Grok 4 Heavy」は、月額300ドルもしくは年額3000ドルの「SuperGrok Heavy」加入者に限定して提供される。

    同モデルは、最大25万6000トークンの長文処理が可能で、テキストのみならず画像や音声にも対応するマルチモーダル(※)機能を備える。
    また、自然な音声対話を可能にする「Grok 4 Voice」や、X(旧Twitter)などから最新情報を取得できる「DeepSearch」などの機能も搭載されている。

    ※マルチモーダル:テキスト・画像・音声など複数の形式の情報を統合・処理できるAIモデルの特性。多様な入力に対応できるため、汎用性が高くなる。

    高機能化と価格帯の両面で注目 AI市場競争を加速させる可能性

    Grok 4の登場は、AI分野における技術競争をさらに激化させる要素となり得る。
    マルチモーダル対応や25万超のトークン処理などの高度な仕様は、実務への応用可能性を広げる一方で、その性能を最大限活用できるユーザー層は限定的と見られる。

    特に、300ドルの月額課金が必要な「Grok 4 Heavy」は、価格面で一般ユーザーにとっては導入の障壁となるだろう。
    ただし、企業や研究機関など、高度なAI処理を求める層には十分な魅力を持つ製品であると評価できる。

    また、xAIが掲げる“世界最強”という表現は、マーケティング上のインパクトは大きいが、他社モデルとの性能比較には透明性が求められる。
    性能主張の正確性や実用性は、今後の外部評価によって真価が問われるだろう。

    今後xAIは、プログラミングに特化した「Grok Code」や、動画生成などへの応用機能の実装も予定しており、用途特化型モデルの市場形成にも影響を与える可能性がある。

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