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OpenAIとオラクル、スターゲート計画で提携強化 米で大規模演算能力を確保へ

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2025年7月3日、OpenAIがオラクルとの間で大規模な演算能力契約を締結したことが、米ブルームバーグによって報じられた。
米国内に複数のデータセンターを新設し、総電力容量は4.5ギガワット規模にのぼる見通しで、AIインフラ投資プロジェクト「スターゲート」の一環とされる。

目次

OpenAI、オラクルと米国内で4.5GW規模の演算能力契約

ブルームバーグの報道によると、OpenAIはAIインフラ投資計画「スターゲート」の一環として、米オラクルと新たな契約を締結し、同社が保有するデータセンター群から追加で約4.5ギガワット分の演算能力を借り受ける見込みである。

情報筋によれば、この契約は米国内に複数の新データセンターを建設する計画と結びついており、候補地にはテキサス、ミシガン、ワイオミング、ウィスコンシンなどが含まれるという。

また、オラクルはテキサス州アビリーンのデータセンターの電力容量を現在の1.2ギガワットから約2ギガワットへ拡張する方針とされ、OpenAI側はニューメキシコ、ジョージア、オハイオ、ペンシルベニアでの新設計画も検討している。
これらはすべて、総額5000億ドル規模のスターゲート計画の一部であり、2025年1月にホワイトハウスで概要が公表された。

オラクルは今週、年間契約額が300億ドルに達したと発表したが、顧客名は非開示としている。関係者の証言によれば、今回のOpenAIとの契約がこの数字の一部を構成している可能性があるという。
報道後、オラクルの株価は5%上昇し、229.98ドルと上場来高値を記録した。

OpenAIおよびオラクルは、この件に関するコメントを控えている。
なお、1ギガワットは原子炉1基相当の電力にあたるとされ、4.5ギガワットは数百万世帯の消費電力に匹敵する規模である。

AIインフラの急拡大が示す可能性とリスク

OpenAIによる今回の契約は、生成AIの開発と運用に必要な演算能力がかつてないレベルに達しつつあることを示している。
4.5ギガワットという電力需要は、AIインフラが既存のクラウド基盤を超えるスケールであることを明確にし、インフラ提供企業にとっては新たな成長機会をもたらすだろう。

オラクルにとっては、大規模契約によるクラウドインフラ事業の拡張と、株価上昇という即時的な評価が得られた。長期的にはAWSやGoogle Cloudに対する競争優位性の確保にもつながる可能性がある。

一方で、問題視されるのが環境負荷と地域インフラへの影響である。膨大な電力消費により、地元の電力供給体制への影響や、炭素排出量の増加が懸念される。
また、データセンター建設による土地・水資源の使用など、地域住民への配慮も欠かせない。

スターゲート構想のような巨額プロジェクトが世界のAI競争を加速させる中で、企業と自治体、政府の三者による持続可能性と効率性のバランスを取ったガバナンスが求められている。
今後、同様のプロジェクトが世界各地に広がるかどうかは、その調和的な運営にかかっている。

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