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    楽天証券が「iGrow」に配当・利金管理を実装 予想額や進捗を可視化

    人工知能、AI

    楽天証券は2025年6月27日、スマホ向け資産づくりアプリ「iGrow」に配当金や分配金、利金の管理機能を新たに追加した。国内外の金融商品の収益を視覚的に把握できる機能強化で、日本国内の投資家の利便性向上を狙う。

    目次

    楽天証券アプリ、配当・利金の合計や予想額を一括管理可能に

    今回のアップデートにより、「iGrow」は配当金や利金、分配金の合計およびその推移を、数値とグラフで一目で把握できるようになった。対象となるのは、国内・米国・中国・アセアンの株式配当金、国内・外国債券の利金、そして投資信託の分配金だ。

    ユーザーは楽天証券の総合口座やNISA口座で受け取った配当・利金を集計し、実際の受取額と年間予想額を比較することで資産形成の進捗や目標達成度を視覚的に確認できる。
    特に、年間で得られる配当や利金の予想額を算出し、その達成度をグラフ上で示す機能は業界初とされている。

    iGrowはもともと、投資初心者でも安心して使えるように設計されており、楽天証券の口座がなくても資産推移の一部確認や楽天ポイント管理などが可能だった。今回の機能が加わることで、配当収入を重視する投資家層にとっても強力な管理ツールとなる。

    また同日、iGrow経由での口座開設フローも刷新され、マイナンバーカードの読み取りで個人情報の入力や顔写真撮影が不要となる仕組みが導入された。これにより、スマホだけでスムーズに口座開設を完結できる利便性が向上した。

    投資収入の見える化で資産形成促進 競争激化で手数料戦略にも影響か

    新たに導入された配当・利金の進捗管理機能は、投資家が資産形成を計画的に進める上で大きな後押しになる。受取額の推移や年間予想額が可視化されることで、今後の再投資や資産配分の意思決定をより戦略的に行いやすくなると考えられる。

    一方で、こうしたアプリの進化は金融機関間の競争を一段と激しくする可能性がある。
    各証券会社が資産運用アプリの機能強化を加速させれば、管理ツールは今後ますます多機能化し、同時に顧客獲得のための取引手数料や管理コストの引き下げ圧力が強まるだろう。

    また、ユーザーが資産の状況をリアルタイムで細かく把握できる環境が整うことで、分散投資や定期的なリバランスに踏み切る動きも増えるかもしれない。
    結果として、長期的には個人投資家の運用リテラシー向上や、国内金融資産の流動性の高まりにつながる展開も期待される。

    ただし、市場環境の悪化時には、可視化された資産減少が心理的な負担となり、拙速な売却を招くリスクもある。こうしたツールの普及には、ユーザーが資産形成の目的やリスクを正しく理解するサポートが重要になると言えそうだ。

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