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    スマホゲーム「D4DJ」ライブビジュアルに生成AI使用 公式がSNSで認める

    2025年7月3日、東京都のゲーム開発会社DONUTSは、自社コンテンツ「D4DJ」のライブイベント用キービジュアルに生成AIを用いたことを公式X上で明らかにした。SNS上の指摘を受けた形となる。

    目次

    「D4DJ」ライブキービジュアルに生成AI利用を公式認定

    「D4DJ」は、DJをテーマにしたスマホゲームと多角的なコンテンツ展開で知られている。
    2025年7月21日に横浜のKT Zepp Yokohamaで開催予定のライブイベント「Merm4id 8th LIVE Summer Killer『THE END!!!!』」に向け、公式Xが7月2日にキービジュアルを公開した。

    しかし、そのビジュアル画像の細部の乱れや不自然な部分を指摘する声がX上で相次ぎ、画像生成AIの利用が疑われる事態となった。英語圏のユーザーからも同様の反応があり、ネガティブな意見も目立った。

    こうした反応を受けて、制作会社のDONUTSは7月3日に公式Xで声明を発表し、ビジュアル制作の一部工程で生成AIを補助的に使用したことを認めた。
    さらに、プロジェクト全体として関係者の同意を得たうえで進められたことを強調し、「この度はお騒がせし、大変申し訳ない」と謝罪文を掲載した。

    使用された具体的な生成AIの名称や利用範囲などの技術的詳細については明かされていないが、制作補助としてAIを導入したこと自体を公に認めた形となる。

    生成AIの活用は加速か 品質・透明性への課題も

    今回の事例は、商業作品の制作現場で生成AIが浸透しつつあることを示す。ビジュアル制作の効率化やコスト削減を目的とした技術導入は合理的であり、特に短期間で大量の素材が必要となるゲーム業界では利便性が高い。

    一方で、消費者やファンに対する説明責任や透明性の確保も求められる。
    とりわけ、キャラクターや世界観の構築に強い愛着を持つユーザー層にとって、AIによる自動生成が作品の価値を損なうと感じるケースも少なくない。

    今後、制作過程でのAI活用については「どこまでが人の手によるものか」「AIの関与をどう開示すべきか」といった線引きが、業界全体での議論対象になると考えられる。加えて、生成物に関する著作権や倫理面での整理も不可避だ。

    企業は生成AIの導入によって制作体制を強化できると見られるが、同時にブランド信頼を維持しつつ、開かれた情報発信とファンとの対話をどう実現するかが問われている。
    こうした取り組みが、今後の競争力を左右する鍵となるだろう。

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