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    アデンタックス、最大1.2万BTC取得へ 米上場中国系企業がビットコイン投資を加速

    2025年7月2日、米ナスダック上場の中国系アパレル企業アデンタックスグループは、最大12,000BTCの買収に向けた基本合意書を締結したと発表した。
    現在の市場価格で約13億ドル(約1,900億円)に相当し、株式交換による決済が予定されている。

    目次

    1.2万BTC規模の取引、株式交換での決済予定

    アデンタックスグループは、ビットコイン投資戦略の一環として、複数の大口保有者との間で最大12,000BTCの取得に関する拘束力のない基本合意書を交わした。
    これは、5月に公表された8,000BTC取得計画の続報であり、当初案から規模を拡大した形だ。

    この取引が成立すれば、約1,900億円相当のビットコインが同社の資産に加わることになる。決済は新規発行する普通株式との交換で行われる予定だが、最終的な取得量や発行株式数は今後のデューデリジェンス(※)や承認手続きを経て確定する。

    同社は「長期的なビットコイン投資戦略を推進する」と強調し、事業多角化の柱として暗号資産分野へのリソース配分を本格化させる考えを示した。繊維・物流を中心とする既存事業からの脱却を狙い、世界的なBTC市場の成長を取り込む構えである。

    ※デューデリジェンス:投資・買収に先立ち行われる詳細な調査。企業の財務状況やリスクを精査するプロセス。

    ビットコイン投資戦略の展望

    アデンタックスが掲げる長期的なビットコイン投資戦略の成否は、暗号資産市場の推移と規制環境に大きく依存すると考えられる。
    ビットコインの価格が堅調に推移すれば、同社は資産価値の大幅な増加とともに投資家からの評価を高める可能性がある。特に、米国市場での上場企業がデジタル資産保有を進める潮流に乗る形で、アジア発の成功事例として位置付けられることもあり得るだろう。

    しかし、規制リスクの高まりや市場のボラティリティが現実化すれば、企業価値の毀損や株主からの反発が顕在化する可能性もある。また、デューデリジェンスの結果次第では、取得規模や条件が修正されることもあり得るだろう。
    事業多角化の意図が市場に好意的に受け止められるか否かは、リスクマネジメント体制の透明性と、既存事業とのシナジー創出が鍵になると予想できる。この動きは、暗号資産が企業財務に占める役割を再定義する試金石とも言える。
    成功すれば後続の企業による大規模なBTC取得が増加する可能性がある一方で、失敗した場合は逆に慎重な動きが強まるだろう。
    アデンタックスの挑戦が示す未来は、ビットコイン市場の成熟度を測る一つの指標になりそうだ。

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