MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら
メルマガ/AI・Web3 Insight



    東京通信グループがビットコイン購入を決定 GameFi本格参入に向け体制整備

    2025年6月30日、東証グロース上場の東京通信グループはビットコインの購入を決定したと発表した。取得は7月から11月にかけて実施され、GameFi事業への本格参入に備えた施策として位置づけられている。

    目次

    GameFi事業に向けた戦略的取得でBTC購入へ

    東京通信グループは6月30日、仮想通貨ビットコインの購入を行うと公表した。
    購入期間は2025年7月から11月にかけてを予定しており、取得総額は非開示とされているが「軽微な金額にとどまる」と同社は説明している。

    今回の購入方針は、GameFi(ゲーム×金融)領域における事業展開を目的としたものだ。
    東京通信グループはこれまでに累計6,400本以上のスマートフォン向けゲームを開発・提供しており、モバイルゲームのダウンロード数では国内1位の実績を誇る。

    2022年12月にはGameFi分野への参入を成長戦略の一つとして掲げていたが、社内体制の未整備により本格的な事業化には至っていなかった。
    今回、体制の見直しとリソースの再配分を経て、ようやく実行段階に入ると説明されている。

    また、取得したビットコインはサービス内のインセンティブ設計に活用する予定であり、GameFi化される一部コンテンツではユーザーへの報酬としてビットコインを付与する構想が示されている。
    取得資産は四半期ごとに時価評価され、評価損益は損益計算書に反映される方針だ。

    企業のBTC保有が広がる中、事業活用型の動きに注目集まる

    東京通信グループのように実際のサービス展開を見据えてビットコインを取得する事例は、国内でも徐々に増加傾向にある。

    現在、日本企業でビットコインを継続的に保有・購入している例としては、世界の上場企業で第5位の保有量を誇るメタプラネットや、エネルギー分野のリミックスポイント、ゲーム企業のgumi、ファッションブランドのANAP、ファンド運営のAIフュージョンキャピタルグループなどがある。

    また東京通信グループと同様にビットコインの取得を検討・公表している企業として、アパレル大手のマックハウスや繊維メーカーの北日本紡績、自動車部品製造のイクヨなどが名を連ねており、非金融業種における暗号資産の戦略的保有が広がりを見せている。

    一方でビットコイン価格はボラティリティが高いため、評価損リスクや監査対応などの管理コストも無視できない。特に上場企業の場合、財務上の透明性確保や投資家説明責任も求められることから、戦略的意図とリスク管理の両立が不可欠だろう。

    それでも、GameFiなどWeb3文脈でのビットコイン活用は、企業独自の価値提供と差別化につながる可能性がある。
    東京通信グループの取り組みが今後のビジネスモデルにどう反映されるか、今後も注目したい。

    🚀 AI・Web3業界への転職を考えているあなたへ

    「最先端技術に関わる仕事がしたい」「成長市場でキャリアを築きたい」そんな想いを抱いていませんか?

    Plus Web3は、AI・Web3領域などテクノロジーに投資する企業の採用に特化したキャリア支援サービスです。

    運営する株式会社プロタゴニストは、上場企業グループの安定した経営基盤のもと
    10年以上のコンサルタント歴を持つ転職エージェントが
    急成長する先端技術分野への転職を専門的にサポートしています。

    こんな方におすすめです

    ▼成長産業であるAI・Web3業界で新しいキャリアを始めたい
    ▼「未経験だけど挑戦してみたい」という熱意がある
    ▼今のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか相談したい
    ▼表に出ない優良企業の情報を知りたい

    業界に精通したキャリアアドバイザーが、
    あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、
    最適な企業とポジションをマッチングします。

    Web3企業

    AI企業

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次