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メタ、AI部門を「スーパーインテリジェンス」へ再編 元Scale AI CEOが統括に就任

2025年6月30日、米メタ・プラットフォームズがAI事業の大規模再編に踏み切ったことが明らかになった。
新部門「スーパーインテリジェンス・ラボラトリーズ」を設立し、元Scale AI CEOのアレクサンドル・ワン氏が最高AI責任者に就任する。ロイターなどが報じた。

目次

メタ、AI部門を再編し新組織を設立 人材流出とモデル不振を受け刷新

米メタはAI戦略の再構築として、「スーパーインテリジェンス・ラボラトリーズ(Superintelligence Laboratories)」と名付けた新部門を立ち上げた。
ロイターによると、この部門は、AIスタートアップ「Scale AI」の元CEOであるアレクサンドル・ワン氏が統括し、メタの最高AI責任者に就任したという。

背景には、上級職人材の流出や、最新のオープンソース大規模言語モデル「Llama 4(ラマ4)」の市場評価が伸び悩んだことがある。
競合であるグーグルやオープンAI、中国のディープシーク(DeepSeek)などが勢いを増す中、巻き返しを狙う動きと見られる。

マーク・ザッカーバーグCEOは、新部門に対し、AGI(汎用人工知能)への取り組みを加速すると同時に、AIアプリや生成動画広告、スマートグラスといった既存プロダクトとの連携による収益創出にも期待を寄せている。

加えて、AI企業セーフ・スーパーインテリジェンス(SSI)のCEOダニエル・グロス氏や、元GitHub CEOのナット・フリードマン氏も参加し、共同でAI研究と製品開発を主導する。

AGI強化へ布陣一新 競争激化で「実利重視」へと転換か

今回の再編により、メタは研究と製品開発を一体で推進する体制を築いた。
AGIの開発加速に加え、AI関連の収益源を短期的に増やす狙いがあると見られる。
生成AIを活用した広告やデバイス統合など、既存サービスへの適用を強化する方針だ。

特筆すべきは、今回の新組織に集まった人材の顔ぶれである。
Scale AIやSSI、GitHubといった外部のAIスタートアップ出身者が中核を担うことで、メタは従来のリサーチ偏重から、スピードと実装力を重視する方向へと舵を切ったといえる。

一方で、オープンソース戦略を維持しながらも、社内外の研究基盤や製品開発プロセスをどう統合していくかは課題となるだろう。
特に、引き抜いた研究者や新たな幹部が従来の企業文化と調和するかは不透明だ。

AI領域の競争がかつてないほど激化する中、メタの再編は単なる人事刷新ではなく、AGI実現に向けた生き残り戦略の一環と位置付けられる。
実行力と成果の可視化が、今後の評価を左右するだろう。

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