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リコージャパン、生成AI「デジタルバディ」がBoxと連携 ナレッジ活用の柔軟性が向上

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2025年6月27日、リコージャパン株式会社は、企業向け生成AIサービス「RICOH デジタルバディ」のオプション機能に、クラウドストレージ「Box」との連携を追加したと発表した。社内ナレッジ活用の効率性と柔軟性をさらに高める構成となっている。

目次

Box上のファイルを生成AIの回答根拠に直接活用可能に

リコージャパンが展開する「RICOH デジタルバディ」は、生成AIとRAG(検索拡張生成)(※)技術を活用した業務支援ソリューションである。
企業内のPDFやWordなどの既存ファイルをアップロードすることで、その内容をもとに生成AIが最適な回答を提示する仕組みを持つ。

同社は2025年5月に、SharePointとの連携を可能にする「外部ストレージ連携」オプションを提供開始したが、今回新たにBoxを対応対象に加えた。
これにより、Boxをファイル保管基盤とする企業は、Box上の任意フォルダを指定するだけで、「RICOH デジタルバディ」からの回答として活用できるようになる。

さらに、Box内のファイルが更新された場合は、「RICOH デジタルバディ」上でも自動的に参照内容が反映される設計となっているため、運用管理の手間を大幅に削減できる。

※RAG(検索拡張生成):Retrieval-Augmented Generationの略。AIが事前学習データだけでなく、検索で取得した外部データを参照しながら回答を生成する技術。企業内データとの組み合わせで精度が向上する。

柔軟な連携が企業のAI活用を後押し 拡張性とセキュリティが鍵に

Boxとの連携は、リコージャパンが目指す「企業内ナレッジのシームレスな活用」実現に向けた一歩になる可能性がある。
従来、社内文書のアップロードには工数がかかるケースも多かったが、既存のストレージ環境をそのまま活かせることは、情報システム部門の導入ハードルを下げる効果があると考えられる。

また、Boxは多くの企業でセキュリティを理由に選ばれているクラウドストレージであるため、AI活用における情報保護面でも一定の安心感がある。
ファイルの更新が自動反映される仕組みは、現場のナレッジの鮮度を維持しやすく、AI回答の信頼性向上にもつながり得る。

一方で、Box以外の主要ストレージへの対応状況や、ユーザー企業ごとのセキュリティポリシーとの整合性については、今後も柔軟な対応が必要となるだろう。
他の業務システムや社内データベースとの連携拡張などに期待したい。

リコージャパンは今後、さらなる外部ストレージ連携や業種別テンプレートの提供を通じ、幅広い業務シーンへの展開を狙うとみられる。
生成AIの業務活用が定着期を迎える中では、柔軟性と信頼性を両立させる製品戦略がカギとなりそうだ。

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