MENU
採用担当の方はこちら
業務委託案件をお探しの方はこちら
メルマガ/AI・Web3 Insight



    Avast、AIでフィッシング詐欺に対応 無料で使える「アバスト 詐欺ガーディアン」を提供開始

    2025年6月26日、サイバーセキュリティ企業Genは、AvastブランドからAIを活用した詐欺対策機能「アバスト 詐欺ガーディアン」の提供を発表した。フィッシング詐欺の被害拡大に対応するもので、無料版ウイルス対策ソフト内で利用できる。

    目次

    AIが怪しいWeb・メールをリアルタイムで監視

    「アバスト 詐欺ガーディアン」は、Avastが提供する無料ウイルス対策ソフト「Avast Free Antivirus」内で動作し、AIによって詐欺リスクを可視化・抑制する機能を備えている。

    無料版では「アバストアシスタント」と「Webガード」という2つの中核機能を提供。
    「アバストアシスタント」は、疑わしいWebサイトやメールに遭遇した際、AIが対処方法を自然言語でガイドする。ユーザーの質問に対して、今取るべき行動を具体的に示すインターフェースとなっている。

    一方「Webガード」は、Avastの研究部門である「Gen Threat Labs」が収集・解析したデータと、数百万件のサイトを元に訓練されたAIを組み合わせた検知機能だ。サイトのコンテンツやコードから詐欺的要素を抽出し、危険をリアルタイムに通知する。

    さらに、有料版「Avast Premium Security」に登録すると、追加機能「メールガード」が利用可能となる。この機能では、AIがメールの文脈や文法を解析し、開封前にその信頼性を評価。ユーザーがリンクをクリックする前にリスクを知らせる設計となっている。

    巧妙化する詐欺の脅威に AIで「行動前に止める」対策へ

    AIの自然言語処理と行動予測機能を活用することで、詐欺被害の“未然防止”にシフトしようというのがAvastの狙いである。特に「対処法を教える」「開封前に警告する」といった設計は、従来の“検知後の対応”から大きく進化したものだ。

    フィッシング詐欺はここ数年で手口が急速に巧妙化しており、AIや生成ツールを悪用したなりすましメール、SNS経由の誘導なども確認されている。消費者のリテラシーだけでは対応しきれない状況にある。

    こうした中で、AIがユーザーの行動前にリスクを分析し、安全な選択を導くアプローチは実効性が高いと期待される。特に、高齢者やデジタルに不慣れな層にとっては、「クリックする前に危険を教えてくれる」点が心強い。

    一方で、すべての詐欺を完全に検出できるわけではなく、誤検出のリスクやAIへの過信にも注意が必要だ。ユーザー側の注意力を補完するものであり、あくまで“併用型”の防御手段としての位置付けが求められる。

    🚀 AI・Web3業界への転職を考えているあなたへ

    「最先端技術に関わる仕事がしたい」「成長市場でキャリアを築きたい」そんな想いを抱いていませんか?

    Plus Web3は、AI・Web3領域などテクノロジーに投資する企業の採用に特化したキャリア支援サービスです。

    運営する株式会社プロタゴニストは、上場企業グループの安定した経営基盤のもと
    10年以上のコンサルタント歴を持つ転職エージェントが
    急成長する先端技術分野への転職を専門的にサポートしています。

    こんな方におすすめです

    ▼成長産業であるAI・Web3業界で新しいキャリアを始めたい
    ▼「未経験だけど挑戦してみたい」という熱意がある
    ▼今のスキルを最先端技術分野でどう活かせるか相談したい
    ▼表に出ない優良企業の情報を知りたい

    業界に精通したキャリアアドバイザーが、
    あなたの経験・スキル・志向性を丁寧にヒアリングし、
    最適な企業とポジションをマッチングします。

    Web3企業

    AI企業

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URLをコピーしました!
    目次