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    「AIいらすとや」運営元がリーダー電子の子会社に 生成AI分野で事業強化へ

    2025年6月16日、電子計測器メーカー・リーダー電子(東証スタンダード)は、AI画像生成アプリ「AIピカソ」「AIいらすとや」などを展開するAI Picasso社の全株式を取得し、同年7月1日付で完全子会社化すると発表した。生成AI事業の強化を図る狙いだ。

    目次

    リーダー電子がAI Picassoを約2億円で完全子会社化

    リーダー電子は、AI Picasso社の既存株主であるAIdeaLab(持株比率64.45%)およびカヤック(同35.55%)から同社の全株式を1億9900万円で取得する。
    株式譲渡は2025年7月1日付で完了し、AI Picassoはリーダー電子の完全子会社として新たなスタートを切る。

    AI Picassoは2022年10月に設立されたスタートアップで、AI画像生成アプリ「AIピカソ」や、「いらすとや」風のタッチをAIで再現する「AIいらすとや」などを開発。一般ユーザー向けのサービスだけでなく、法人向けの生成AIソリューションも展開してきた。
    2024年12月期には売上高7978万円(前期比約3.2倍)、営業利益3169万円と黒字転換を果たしている。

    リーダー電子は、2020年以降新規事業として動画制作自動化を目指す「Video Management Automation(VMA)」を推進しており、AI Picassoとはすでに業務委託を通じて協業関係にあった。今回の買収はその連携を一段と強化するもので、生成AI技術を用いた業務効率化への期待が高まる。

    生成AIの商用化を加速 国内外展開と技術開発が焦点に

    今回の子会社化により、リーダー電子は既存の動画自動化技術にAI Picassoの画像生成能力を融合させ、生成AI領域での競争力を高める構えだ。特に、キャラクター生成やデザイン用途に特化した画像生成AIモデルの開発を強化し、アニメ・マンガ・アバター分野での商用展開を視野に入れている。

    AI Picasso側もリーダー電子の支援を受けることで、開発リソースの拡充や海外市場への進出がしやすくなるだろう。現在提供中の「AIピカソ」「AIいらすとや」のブランド価値を生かしつつ、法人向けの高付加価値ソリューションへと展開を広げるとみられる。

    一方で、急成長中の生成AI市場においては、競合他社との技術競争が激化している。画像生成の品質・速度・独自性において優位性を維持できるかが、今後の成否を左右する要素となる。

    さらに、著作権や倫理面でのリスク管理も欠かせない。特に、コンテンツ生成における法的整備が未成熟な中で、利用ガイドラインや透明性確保が企業イメージを左右する時代に入っている。

    リーダー電子とAI Picassoによる連携が、単なるM&Aにとどまらず、国内生成AI産業の成長を牽引する存在となるかが注目される。

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