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オープンAIがグーグルのクラウド採用へ マイクロソフト依存の分散進む

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2025年6月10日、米AI企業オープンAIが、グーグルのクラウドサービスを活用する契約を締結したと、関係者からの話としてロイターが報じた。
膨大な計算能力を必要とするAI開発の現場で、マイクロソフトに依存していた基盤を分散させる動きが加速している。

目次

グーグルが計算基盤を提供 OpenAIとの新契約が発覚

ロイターによると、オープンAIは米グーグルのクラウド部門と提携し、AIモデルの学習および推論に必要な計算リソースの供給を受ける契約を締結した。交渉は数カ月にわたり行われ、最終的に5月に合意に至ったという。
グーグルは、自社開発の半導体「TPU(※)」を外部にも展開しており、今回の契約にも同技術が用いられるとみられる。

オープンAIにとって、今回の動きはマイクロソフトのクラウドサービス「Azure」への依存を緩和するものである。
これまで同社はAzureを独占的に利用してきたが、契約条件の見直しが進行中であり、多様なパートナーと連携する方針にシフトしている。

グーグルにとっても、ChatGPTが検索事業の競合である一方、クラウド部門にとっては収益機会となる。
AI関連の計算需要が急増する中、技術開発とビジネスの利害が複雑に絡み合っていることが改めて明らかとなった。

※TPU(Tensor Processing Unit)グーグルがAI処理向けに独自開発した高性能プロセッサ。従来のGPUよりも特定用途で高効率に動作することが特徴。

AIインフラの再編が加速

AIモデルの大規模化が進むなか、計算インフラの確保は業界全体の喫緊の課題となっている。
オープンAIは今年、ソフトバンクグループおよび米オラクルと提携し、約5000億ドル規模のAI専用データセンター「スターゲート・プロジェクト」を発表。複数のクラウド基盤を使い分ける体制の構築を進めている。

同社にとっては、Azure依存を脱することで、単一ベンダーに依存するリスクの分散が可能となるというメリットがある。

一方で、グーグルとオープンAIは生成AI分野で明確な競合関係にあり、データやモデルに関する扱いにおいて利害が衝突する可能性がある。
検索エンジンの市場やエンタープライズAI領域での競争が激化する中、両社が協力を継続するには綿密な協議が必要だろう。

今回のOpenAIの動きは、クラウド業界や半導体業界における勢力図にも影響を与えうる。
今後、他のAI企業も同様に複数クラウドや自前インフラへの移行を加速させる可能性が高い。
AIの中核となる計算能力をめぐる競争は、ソフトウェアの開発競争だけではなく、経営戦略や資本提携の再構築を含む全方位の再編フェーズに突入したと言える。

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