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    アップルとアリババ、AI展開に遅れ 中国で承認停滞中

    人工知能、AI

    2025年6月4日、英フィナンシャル・タイムズ紙は、米アップルと中国アリババが中国国内で計画していたAIサービスの展開が、中国当局による承認手続きの停滞で延期されていると報じた。地政学的な緊張が、本件に影響を及ぼしているようだ。

    目次

    アップルとアリババ、中国でのAI展開が停止状態に

    フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道によれば、アップルとアリババが中国市場向けに準備を進めていたAIサービスの展開が、中国の国家インターネット情報弁公室(CAC)での承認手続きの停滞により足止めされているという。

    アリババの蔡崇信会長は2025年2月、アップルと提携し、中国市場向けのiPhoneにAI機能を統合すると発表していた。
    しかし、FTが関係者の証言として伝えたところによると、中米間の地政学的緊張が高まっているため、申請が進まず、実装の見通しが立たない状況にあるという。

    中国では、消費者向けAIサービスを展開する際、事前に当局の審査と承認が義務づけられており、特に外資系企業に対しては慎重な姿勢が取られている。

    iPhoneの競争力低下も懸念 中国市場での影響は深刻か

    アップルにとって今回の遅延は、中国での競争力をさらに損なう可能性がある。
    中国では、ファーウェイなどの国内メーカーがディープシークのAIモデルを自社デバイスに搭載し、急速にシェアを伸ばしている。
    アリババにとっても、グローバル連携を通じた技術革新が制約されることで、今後の成長路線に陰りが差す展開となり得る。

    一方で、アップルはAI機能の不在がボトルネックとなり、中国市場での販売台数がすでに減少傾向にあると指摘されている。

    今後も承認手続きの遅延が長引けば、アップルとアリババの連携は市場投入前に競争力を失うリスクを抱えることになりかねない。
    中国の規制動向と、米中関係の行方が、両社の事業戦略に大きな影を落としているといえるだろう。

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