日比谷公園で「聞く観察」体験 AIが鳥の鳴き声から種別・位置を特定

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2025年4月17日、日比谷公園で、AIが鳥の鳴き声を解析して種別や居場所を特定する新サービスが開始された。来園者はスマートフォンでそれらの情報を確認できる。
都市部における、新たなAI活用型の自然体験として注目を集めている。

目次

音で楽しむ都市の自然体験 鳥の声をAIが即時解析

東京・日比谷公園において、AIを活用した新たな自然観察サービスが一般公開された。
開発を手がけたのは、音声解析技術を得意とするベンチャー企業「ハイラブル」。
同社は、環境保護や教育支援の分野でAIの社会実装を進めており、今回の取り組みもその一環とされている。

このサービスの中核をなすのが、鳥のさえずりを自動的に解析するAI技術だ。
公園内に設置された複数のマイクが鳥の鳴き声を収集し、約10分で専用ウェブサイト上に即時反映される。また、公園内の案内所にあるディスプレイでも視覚的に確認できる。

この結果、来園者は自身のスマートフォンを用いて「いつ・どこで・どんな鳥が鳴いていたのか」を把握しながら、公園内を自由に散策することが可能になった。

過去1週間分のデータも閲覧可能なため、時間帯や場所ごとの鳴き声の傾向を比較しながら、より深い観察体験を味わうことができそうだ。

都市の生態系を可視化 拡張される“音のデータ”の可能性

このAIサービスの最大の特長は、都市部にいながら自然との接点を創出できる点にあると考えられる。鳥の声という非接触型のデータを活用することで、視覚に依存しない観察方法が成立している点は、取り組みとして一線を画している。
自然の中にいるような没入感や、子どもと一緒に生態系を学べる貴重な機会創出などにつながり得るだろう。

ハイラブルが今後、同様のシステムを他の都立公園や自然保護エリアに導入すれば、都市環境とテクノロジーの融合がさらに進む可能性が高い。
鳥の鳴き声という、これまでほとんど活用されてこなかった音の情報が、教育・研究・観光といった多様な分野に応用されていく道筋も見えてくるだろう。

一方で、季節変動や環境音の混入といったノイズの影響、種別の識別精度といった課題も存在していると考えられるため、技術改良と実証の継続は不可欠だろう。

とはいえ、AIによる“音の自然観察”は、都市生活者が環境に意識を向けるきっかけとなりうる革新的なアプローチであることは間違いない。

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