電通デジタルとセガXDが提携、新クリエイティブチーム「Engage Guild」を発足 ゲーミフィケーション活用の取り組みを計画

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2025年4月7日、電通デジタルとセガXDは、新たな顧客体験の創出に向けた業務提携を締結し、共同クリエイティブチーム「Engage Guild(エンゲージギルド)」を発足したことを発表した。
ゲーミフィケーションを軸に、ブランド体験とエンゲージメント向上を目指す。

目次

業務提携の背景と「Engage Guild」が目指す次世代の顧客体験

電通デジタルとセガXDは、これまでにも密接な関係を築いてきた。
両社は2019年7月から電通グループを介して資本業務提携を結び、アプリ開発や新規事業立ち上げ支援などを通じて、数多くの成果を上げてきた実績がある。

新たに発足した「Engage Guild」は、デジタル時代におけるブランドコミュニケーションの再定義を担う存在だ。
特に注目すべきは、ゲーミフィケーションのメカニズムを活用して体験設計を行うという点である。単なるインタラクティブなコンテンツではなく、ユーザーの能動的な参加を誘発し、ブランドと生活者の関係を中長期的に深めていくことを狙っている。

Engage Guildが手掛ける取り組みは多岐にわたる。
MA(マーケティング自動化)やCRM(顧客関係管理)といった既存のデジタルマーケティング基盤を活かし、ユーザーの行動データに応じた体験を設計する。
LINE公式アカウントや自社アプリを活用した体験アイデア開発、ポイント制度や特典による顧客ロイヤルティ向上、さらには従業員向け研修プログラムにゲーミフィケーションを導入するなど、企業内外の体験価値を横断的に高めることを狙っている。

※ゲーミフィケーション:ゲームの要素や仕組みをゲーム以外の分野に応用し、ユーザーの関心や行動意欲を高める手法のこと。報酬、達成感、競争などの構造が活用される。

施策の具体像と今後の展望に見るエンゲージメント戦略の最前線

メリットとしてまず挙げられるのは、ゲーミフィケーションを用いたブランド体験の再構築である。
セガXDが持つエンタメ・ゲームのノウハウと、電通デジタルが得意とするマーケティング戦略が融合することで、従来の広告やキャンペーンでは成し得なかった能動的な顧客参加を実現できる。

一方でデメリットとしては、ゲーミフィケーションの導入が本質的なユーザー体験の質向上に直結するとは限らない点が挙げられる。
表層的なゲーム要素に依存した設計では、ユーザーの飽きを早め、逆にブランドイメージを損なうリスクもある。

「Engage Guild」の発足は、ブランドコミュニケーションが“受動的消費”から“能動的体験”へと移行する転換点となる可能性がある。
顧客一人ひとりの行動や感情に寄り添った設計が当たり前になるなかで、ゲーミフィケーションを起点とする新たな体験設計は、他社との差別化戦略として機能しやすいと考えられる。
今後は、特定の業界やユーザー層に特化した体験モデルが次々と試されていくだろう。

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