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    イビデンが「exaBase IRアシスタント」を導入 AIが変革するIR業務

    2025年2月17日、株式会社エクサウィザーズのグループ会社Exa Enterprise AIは、同社の「exaBase IRアシスタント」をイビデン株式会社が導入開始したことを発表した。これにより、AI活用によるIR業務の効率化が加速する見通しだ。

    目次

    イビデンのDX推進とAIによるIR業務の効率化

    イビデンは、電子事業やセラミック事業で世界トップクラスのシェアを持ち、AIサーバー向けICパッケージ基板などを主力としている。投資家や株主への適切な情報開示が事業継続と価値拡大に欠かせないため、IR活動の強化が重要とされてきた。

    今回公表された「exaBase IRアシスタント」(※)の導入は、同社が推進するデジタルトランスフォーメーションの一環であり、IR活動の質とスピードを同時に高める狙いがあるようだ。

    このAIツールは、説明会や個別面談で録音・撮影されたデータから議事録を自動生成し、質問の内容を分析する機能を備える。単なる文字起こしだけではなく、何が最も注目を集めているのかを抽出するため、次の経営戦略や広報活動に的確なフィードバックをもたらすとみられる。従来の手作業による議事録作成を大幅に省力化し、担当者が資料作成などの重要業務へ集中する時間を確保できる利点も大きい。

    イビデンとしては、こうした効率化の成果を株主や投資家への迅速な情報開示につなげ、企業価値の向上を目指す構えだ。

    ※「exaBase IRアシスタント」: Exa Enterprise AIが提供するIR支援システムであり、AIによる自動議事録生成や質問傾向分析を行うことで、情報開示の効率化や迅速なフィードバック体制を整える技術を指す。

    幅広い導入実績と今後の展望

    exaBase IRアシスタントはすでに複数の上場企業で採用されている実績があり、名古屋鉄道が「生成AI大賞2024」でグランプリを獲得した事例でも利用されたことが知られている。

    こうした評価の背景には、IR業務で蓄積される多様なデータをAIが高速に解析し、より的確なコミュニケーション方針を提示できる点が大きい。イビデンにおいても、議事録作成の時間短縮や投資家の関心領域の可視化などがすでに期待されており、今後の成果が注目される。

    Exa Enterprise AIは今後も機能の拡充を予定しており、IR分野でのAI活用に取り組むパートナー企業を募集しているという。生成AI技術が進歩を続けるなかで、IR担当者の業務負担は軽減される一方、質の高い情報開示が企業の信頼獲得に直結しやすい環境へと移行していると言える。

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