DigiDaigakuとは?10億人にweb3を届けることを掲げる、今最も勢いのあるGameFiプロジェクトとは?
この記事では「DigiDaigaku」を紹介します。DigiDaigakuはゲーム界の王座に座る男と称される実績十分の人物がCEOを務めるGameFiプロジェクトです。この先のGameFi領域、そしてweb3領域を牽引する存在になるかもしれないプロジェクトについて、改めて勉強するきっかけとなれば幸いです。
DigiDaigaku とは?
Digidaigakuは、ゲームスタートアップのLimit Break社が立ち上げたNFTプロジェクトです。Limit Break社は、ゲームオブウォー・モバイルストライク・ファイナルファンタジーXVなどの大ヒットゲームを売り出したMachine Zone社の共同創業者兼CEOを務めた、ガブリエルレイドン氏がCEOを務める企業です。
ゲーム界の重鎮が満を持してGameFi領域に参入したことで非常に話題となりました。
特徴:Free to Own
DigiDaigakuの成功要因は、「Free to Own」というビジネスモデルを導入したことにあります。このビジネスモデルは、従来のGameFiの王道であった「Play to Earn」にとって代わるものとされています。
従来の「Play to Earn」ゲームには、まずゲームを始めるために多額の資金を投じる必要があります。また、継続的な新規参加者の資本流入が必要であり、一度そのループが止まるとNFTの価値下落を招いてしまう傾向があります。このような問題点があるため、プレイヤーたちはPlay To Earn(=稼ぐために遊ぶ)から「Play To Sell(=売るために遊ぶ)」へと変化していくことが多いです。
DigiDaigakuは、このような問題点を解決するために「Free to Own」モデルを導入しました。
この新しいビジネスモデルは、既存のNFTゲームとは違い、原資はゼロからの出発であるため、プレイヤーが「原資を取り戻す」というプレッシャーのためにプレイする必要がなく、ゲームを気長に楽しむことができます。さらに、前払いの原資も必要ありません。
運営のマネタイズはNFTの売買手数料の10%です。
DigiDaigakuはこのマネタイズモデルを利用し、10億人にGameFiを届ける「web3ゲームの大衆化」を掲げています。
日本向けのローカライズしている
DigiDaigakuは日本を重要なマーケットだと認識しており、日本むけにローカライズしたマーケティングを実施しています。実際に公式が運営する日本語Twitterが存在しています。グローバルアカウント(英語)と日本語アカウントのみです。
NFT情報
では、DigiDaigakuのNFTについても見ていきます。
DigiDaigaku Genesis
DigiDaigakuは関連NFTを次々とリリースしていますが、全ての起点となり、最も大切なNFTがこちらです。その名の通りDigiDaigakuの「Genesis」NFTです。
こちらのNFTは2022年8月10日前後にステルスミントという形でこっそりとミントがされました。合計2,022体のNFTであり、ミント当初はそこまで価値がつかなかったのですが、徐々にその構想が明かされていくに連れて価格が高騰し、現在ではフロア価格が10Ethを突破しました。
このGenesisNFTの最大の特徴は、この後にミントされる関連NFTのほとんどがGenesisNFTのホルダーにエアドロップされていることです。つまり、持っているだけで次々とNFTがエアドロップされ、DigiDaigakuにおいてNFTジェネレーターとして機能しているのがこのNFTです。
なので、必然的に価格が上昇しています。
関連NFT
その他にも多数のNFTをリリースしています。
例えば、2022年9月にエアドロップされた「DigiDaigaku Spirits」は、GenesisNFTと組み合わせることで「DigiDaigaku Hero」を生み出すことが可能な変身の道具となるNFTでした。
このように変身の道具となるNFTと変身後のNFTに分かれるNFTは「Villains(悪役)」と呼ばれるNFTでもセットで配布されました。
また、ゲームへアクセスする際の鍵となるNFT「DigiDaigaku Genesis Adventure Key Castaways」も2022年10月に配布されました。
このように次々とNFTを配布しながらコミュニティを拡大しています。肝心のゲーム内容はまだ明かされていません。もちろん製作中ですが、真似されることを防ぐために詳細は秘密にしていると発言しています。
これからどうなる?
DigiDaigakuは今世界で最も注目されているGameFiといっても過言ではありません。ファウンダーの実績はもちろん、出しているNFTも高騰しており、ゲーム開始が待ち望まれています。
また、すでに2億ドル(1ドル130円とすると、260億円)の資金調達を完了しており、その期待値の高さの裏付けともなっています。
そしてさらに、2023年2月12日に開催された「スーパーボウル」のTVCM権利を650万(およそ7億円)ドルで購入し、世界規模でNFTの配布イベントを実施しました。スーパーボウルはアメリカで開催されるモンスターイベントで約1億人が視聴していると言われています。NFTプロジェクトがスーパーボウルにCMを出稿することは初の試みであり、CM中にライブミントを行うという挑戦的な取り組みも実施しました。
まだゲームの詳細が発表されていないので、展望への予測はできませんが、創業者の実績、出資額から見える期待値、ド派手なマーケティング戦略、細やかなNFTミント戦略などから見るに、DigiDaigakuはこれまでのGameFiとは異なり、本気で10億人に届けるために邁進している様子が見て取れます。
もちろん、大切なのはゲームの中身ですが、それは創業者の過去実績を見れば面白いゲームが出来上がることが期待できそうです。
web3のマスアダプションはゲームから訪れると言ってる人も多いですが、その先駆けとなるプロジェクトになるかもしれません。引き続き注目していきます!
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