ディープシークが日本語版プライバシーポリシーを追加 「韓国市場を重要視する」と言及も、韓国版は追加されず

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2025年3月31日の報道によると、中国の生成AI「ディープシーク」が、これまで英文だけであったプライバシーポリシーに日本語版を追加した。
ディープシークは27日、韓国個人情報保護委員会を通じ「韓国市場を重要に考え韓国の法律を順守する」と言及していたが、実際には韓国向けの具体的な措置は今回も講じられなかった。

目次

日本語版プライバシーポリシー追加の背景と内容

ディープシークは2023年に設立された中国のAI企業で、大規模言語モデルを活用したチャットボットサービスを展開している。同社のプライバシーポリシーは英語版が基準とされてきたが、最近になり日本語版が公開された。

日本語版プライバシーポリシーには、個人情報の収集項目、データ保管期間、利用目的、情報主体の権利、データ保管場所、14歳未満の児童に対する方針などが詳細に記載されている。内容自体は英語版と同等であり、新たな独自規定は見当たらない。

反対に、サポートが手厚い日本語版とは異なり、韓国市場での影響が指摘されている。
同社は韓国市場を重視すると表明しているが、韓国語版プライバシーポリシーの公開は行われていない。現状、2月15日の韓国個人情報保護委員会との議論を経て、新規サービス提供を一時中断したものの、アプリのダウンロードは継続している。
データプラットフォーム企業IGAワークスのモバイルインデックスによると、サービス中断後の1か月間で5820件の新規ダウンロードが確認され、依然として韓国市場での需要が高いことは明らかだ。

韓国市場での課題と今後の展望

ディープシークは韓国市場を重要視しているとするが、具体的な対応策が伴っていないとの批判がある。韓国の個人情報保護委員会は、同社のサービス提供に関する規制を強化する可能性を示唆しており、今後の動向が注目される。

韓国では個人情報保護に関する規制が厳格であり、特に国外企業によるデータ収集に対する監視が強まっている。ディープシークのサービスもその対象となり、同社の対応次第ではさらなる規制の対象となる可能性がある。

ユーザーの動向も見逃せない。韓国市場ではディープシークのアプリが引き続き利用されており、デイリーアクティブユーザー数も高水準を維持している。
一方で、プライバシーに関する懸念は根強く、対応を誤ればユーザー離れを招くリスクもある。

今後、ディープシークが韓国市場への進出を継続するのであれば、法規制に適合するための具体的な施策を打ち出す必要が不可欠となる。
プライバシーポリシーのさらなる改訂や、個人情報保護に関する透明性向上が求められる状況だ。

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