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DEAとGGGが推進 Web3社会貢献ゲームで「インフラの民主化」

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2025年4月24日、シンガポールを拠点に活動するDEAと東京電力関連のGGGは、「インフラの民主化」をテーマにした新会社「Growth Ring Grid Pte.Ltd.(GRG)」の設立を発表した。これにより、参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)〜ぼくとわたしの電柱合戦〜」の社会実装をさらに拡大し、市民参加型インフラ点検が当たり前となる未来を目指す。

目次

社会課題解決を目指す新たな企業の誕生

日本のインフラ老朽化は深刻な局面にある。特に電柱や電線といった生活インフラの維持管理において、自治体やインフラ企業は人手不足とコスト増加という課題に直面している。
こうした背景の中、GGG(東京電力パワーグリッド、中部電力、ICMG Partnersによる合弁会社)と、シンガポールを拠点とするゲームプラットフォーム企業DEAが共同で展開してきたのが「PicTrée(ピクトレ)」である。

ピクトレは、市民が電柱をスマートフォンで撮影し、その距離を競うという仕組みで、インフラの点検を“ゲーム化”したものだ。撮影された画像はWeb3技術を通じて即座に記録・共有され、位置情報や画像の鮮度が担保された状態でインフラ事業者に提供される。
この取り組みはすでに全国の自治体や電力会社から注目を集めており、社会インフラ保守の新たなモデルケースとなりつつある。

ピクトレは単なるエンタメにとどまらない。点検活動への市民参加を促すことで、地域コミュニティがインフラ管理に積極的に関わる機会を創出しているのだ。

新会社GRGは、インフラの維持管理に市民が主体的に関われる社会の実現を目指しており、まさにインフラ保守の「民主化」が進行中である。

今後の展望

GRGは今後、ピクトレ運用から得た知見を活かし、より多くの自治体・事業者と連携を拡大させていくとのことだ。

また、災害時における情報収集手段としての応用も期待されている。
Web3技術の透明性と即時性を活かし、市民からの迅速な画像報告を通じて、災害インフラの被害状況をリアルタイムで把握できる体制が構築される可能性がある。
官民連携の迅速な復旧対応が可能となるだけでなく、地域住民の防災意識向上にもつながるだろう。

市民が日常的に社会インフラの保守活動に関わることで、行政や企業が抱える課題は分散・共有され、より持続可能な運用が可能になる。
従来の「管理されるインフラ」から「共に守るインフラ」へと価値観が転換されつつある今、GRGのような試みは今後の社会基盤づくりにおいて重要な示唆を与えるものである。

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