香港OSLが日本市場へ本格進出CoinBestを「OSL Japan」に改称

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香港の暗号資産企業OSL Groupが、日本の暗号資産取引所CoinBestを買収し、「OSL Japan」として日本市場へ本格的に参入した(2025年2月6日発表)。
規制に準拠した事業運営を行うOSLにとって、日本市場は理想的な市場であり、今後の成長を見込んでいる。富裕層、機関投資家、個人投資家をターゲットに、OTC(※1)デスク、カストディサービス(※2)、RWA(※3)トークン化商品など幅広いサービスを提供する。

OSL Japan設立の背景と戦略

OSL Groupは、香港証券取引所上場の暗号資産企業であり、2011年に設立された。
暗号資産の仲介、カストディ、交換所などのサービスを提供しており、香港市場で初めて証券先物委員会(SFC)の認可を取得している。日本市場への参入は、2024年11月にCoinBestの株式81.38%を取得し、子会社化することから始まった。

OSLのCEO、Kevin Cui氏は、日本市場が規制に則った事業運営を行う理想的な場所であると述べ、人口動態を考慮した場合の成長の可能性についても言及した。
新社名「OSL Japan」は、「Open」「Secure」「Licensed」の頭文字を取ったもので、同社の理念を反映している。OSL Japanは、富裕層、機関投資家、個人投資家をターゲットに、OTCデスク、カストディサービス、RWAトークン化商品の開発などを行う計画だ。特にOTCデスクに注力し、富裕層向けのサービスを強化する方針を示している。

日本市場における海外企業の動向とOSLの展望

OSLの日本進出は、近年増加している海外企業による日本市場への関心の高まりを反映している。日本の暗号資産市場は、規制の整備が進み、口座数も増加しており、海外企業にとって魅力的な市場となっている。BlockstreamやGate.ioなども日本市場への進出を発表しており、競争が激化している。
OSL Japanは、OSL Groupのグローバルなネットワークとノウハウ、CoinBestが培ってきた日本市場での実績と顧客基盤を強みとして、競争優位性を確立することを目指している。日本の規制に準拠した事業運営体制を整え、顧客ニーズに応えるサービスを提供することで、日本市場での成長を目指す。
今後のOSL Japanの動向は、日本の暗号資産市場に大きな影響を与える可能性があるだろう。

※1 OTC(Over The Counter):取引所を介さずに、当事者間で直接行う取引のこと。
※2 カストディサービス:顧客の暗号資産を安全に保管・管理するサービス。
※3 RWA(Real World Asset):不動産や株式などの現実世界の資産をトークン化したもの。

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