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    ChatGPTで4コマ漫画を自動生成② テーマ選定から作画までAIがサポート

    「ChatGPT Plus」はイラストの作成もできる。そのため漫画を自動生成することも可能だ。この記事ではプロット作成からイラスト化までを一貫して担い、4コマ漫画を作成する様子を紹介する。

    目次

    対話形式で進行する創作プロセス ユーザーの好みに応じた柔軟な対応力

    「4コマ漫画を描いてほしい」と指示すると、ChatGPTはまず最初にユーザーの好みを尋ねてくる。
    テイストの選択肢としては、日常系、ほのぼの、ギャグといった比較的汎用的なジャンルが提示された。
    この初期ヒアリングにより、AIが描こうとする漫画の方向性が決定される仕組みである。

    テイストを決めると、次はテーマの提案へと進む。
    たとえば「ギャグ」テイストを選んだ場合、「日常系ギャグ(例:在宅勤務で起きた珍事件)」や「ゆるキャラ系ギャグ(見た目かわいいけど中身シュール)」といった、情景を喚起させる具体的なシチュエーションが提示された。
    ユーザーがその中から一つを選ぶことで、ようやくプロット作成フェーズに入る。

    プロットでは、1コマごとにキャラクターの表情、動作、セリフが明示される。
    シナリオは、必要に応じて手直しを促される場合もあるが、問題なければ自動的にイラスト化に進む。
    イラストはカラーで生成されるが、全体的にくすみカラーが基調となっていた。

    ただし、出力される4コマ漫画は縦長形式ではなく、2コマ×2列のマス型である。
    筆者が「縦型4コマにしてほしい」と指示を出した際には、2〜3コマ分しか生成されないという不具合が見られた。
    縦型フォーマットへの完全対応は現時点では限定的であり、改良の余地が残されている。

    生成画像は即時性に課題 文字修正や形式調整には人の手が必要

    ChatGPTで生成される画像の品質は、一定のクオリティを保っているものの、出力までに要する時間は約1分程度とテキスト出力に比べてやや長い。
    特に一連のプロットからイラストへと移行する工程では、時間と計算負荷がかかっている印象を受けた。

    さらに、セリフの文字部分に日本語以外の表記が混在するケースがあった。
    これは、様々な国の漢字が含まれてしまうというもので、結果としてユーザーが画像編集ツールなどで修正を施す必要がある。今回はデザインツール「Canva」を使用し、吹き出しと同じ色でセリフを塗りつぶし、その上からテキストを入力した。

    また、コマ割り形式のカスタマイズには限界があり、出力フォーマットが固定的である点も課題として挙げられる。さらに、4コマ漫画の読み方と出力する画像の順番が逆になっていたり、プロットと全く違うセリフが出力されることもあった。横長、縦長といったバリエーションへの柔軟な対応や出力の正確性が高まれば、より実用的なツールとして広がる可能性は高い。

    ChatGPTによる4コマ漫画生成は、現時点では「補助的なクリエイティブツール」という位置づけにとどまるが、対話型で進行する創作プロセスや視覚化機能の可能性は十分に感じられた。今後の機能拡張や表現の精度向上に期待が集まる。

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