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業務データをAIに接続する新サービス CDataが「MCP Servers」ベータ版を公開

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2025年5月8日、CData Software Japanは、多様なデータソースに接続するデータコネクタをMCP Serverとして実装した「CData MCP Servers」の無償ベータ版を提供開始した。

目次

複雑な業務データ処理をコネクタで一元化

CData Software Japanが発表した「CData MCP Servers」は、企業が持つ多様なSaaSやデータベースとAIを接続し、業務データの取得・操作を容易にするインターフェースを提供する。
この製品は、Model Context Protocol(MCP ※)と呼ばれるプロトコルに基づいており、LLM(大規模言語モデル)と外部の業務データを安全かつ標準的に接続できる設計となっている。

ベータ版に含まれるコネクタは、Salesforceやkintone、Slack、Jira、Googleスプレッドシートなど、合計26種類。AIはこれらのプラットフォームから必要な情報を自律的に収集し、例えばJiraに記録された完了タスクを読み取ってkintoneへ作業時間を転記するような作業を自動でこなすことが可能になる。

CData MCP Serversは、ただ接続するだけでなく、データのクエリ実行、書き込み、更新、削除、さらにはストアドプロシージャの実行までを担う。
これにより、複雑な業務プロセスを一貫してAIが代替できる体制が整うことになる。

AIがデータの意味を理解しながら処理を行うことで、人間による事前準備や仲介の手間を軽減することが期待できる。

※Model Context Protocol(MCP):大規模言語モデルが業務データにアクセスする際の通信手順を定めた仕様。AIが外部ツールと連携する際の「共通言語」として機能する。

拡張性と市場への影響

MCP Serversのリリースは、単なる技術革新ではなく、企業がAI戦略を本格化する契機となる可能性がある。
現在、ベータ版は2025年中に限り無償で提供されており、CDataの公式サイトからインストーラーを取得できる。無償提供には、MCPという新しい接続様式の社会実装を後押しする狙いがあると見られる。

今後数ヶ月間には、さらなる拡張計画が予定されている。
現在は26種類のコネクタを提供しているが、最終的には400種類以上のSaaSやDBへの対応が視野に入っている。
さらに、ほかのLLMや、各種MCPクライアントとの互換性検証も進められている。

一方で、あらゆる業務データへの接続が可能になるという点には、セキュリティや権限管理といった課題も残されている。
どのようにして情報の漏洩を防ぎ、AIに適切な範囲だけを委ねるかといった設計指針は、導入企業にとって慎重な検討事項となるだろう。

とはいえ、業務自動化とデータ利活用の潮流の中で、MCP ServersはAI導入のボトルネックを解消する重要な技術基盤としての役割を担う可能性がある。
企業のAI活用におけるハードルを一段階下げ、効率性と柔軟性の高い業務運用を実現する鍵となるかもしれない。

CData MCP Servers:https://www.cdata.com/jp/solutions/mcp/

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