Blockstreamが日本市場でビットコイン事業を加速、Diamond Handsらと業務提携

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2025年2月5日、カナダのビットコインインフラ開発企業Blockstreamは、日本市場でのビットコイン関連事業の拡大を目的に、日本のビットコイン専門企業Diamond HandsおよびFulgur Venturesの日本法人であるフルグル合同会社との業務提携を発表した。
この提携により、ビットコイン技術の普及やRWA(※)のトークン化推進、セルフカストディソリューションの提供が強化される見通しだ。

※RWA(現実世界資産):株式、不動産、債券などの実世界の資産をトークン化し、ブロックチェーン上で取引可能にする技術。ビットコインおよびブロックチェーン技術を活用し、流動性や透明性を向上させる狙いがある。

目次

日本市場の潜在力とBlockstreamの狙い

Blockstreamは、ビットコインの普及を加速させるため、日本市場における技術導入を本格化させる。
日本国内では近年、企業のビットコイン活用への関心が高まり、レイヤー2(L2)技術の採用が拡大している。また、RWAのトークン化が注目される中、ブロックチェーン技術を活用した資産のデジタル化が進んでいる。このような市場の変化を受け、Blockstreamは、日本市場をビットコイン技術の展開拠点の一つと位置付けた。

さらに、2025年に東京・四谷でオープン予定の「Tokyo Bitcoin Base(TBB)」との連携も視野に入れる。TBBは、ビットコイン関連企業や開発者のコミュニティ形成を目的とした拠点であり、Blockstreamの技術提供を通じて、国内のビットコインエコシステムの活性化が期待される。今回の提携は、単なる技術支援にとどまらず、日本におけるビットコイン市場全体の発展を促すものとなる。

提携企業の役割と今後の展開

今回の提携において、Blockstreamはビットコインインフラ技術の提供を担い、RWAトークン化支援やセルフカストディ製品の提供を強化する。具体的には、リキッドネットワークを活用したステーブルコインやトークン発行の設計・実装、ビットコインL2技術の導入支援、Jade PlusハードウェアウォレットやGreenソフトウェアウォレットなどのセルフカストディ製品の提供が含まれる。

Diamond Handsは、日本におけるビットコイン普及の推進役を果たし、国内企業の導入支援を担当する。また、フルグル合同会社は、Blockstreamの日本市場展開を支援し、TBBとの連携を含めたビットコインコミュニティの活性化に貢献する。

BlockstreamのCEOアダム・バック氏は、「日本市場は当社にとって最も重要な市場の一つであり、信頼できるパートナーと協力することで、日本の企業や個人がビットコインを活用し、分散化された金融の未来を築けるよう支援していく」とコメントした。Diamond Handsの東晃慈CEOも「今回の提携は、日本のビットコイン市場全体にとっても重要な意味を持つ」と述べている。

今後、Blockstreamと提携企業は、日本市場でのビットコイン関連技術の導入支援を本格化させ、RWAトークン化やセルフカストディ製品の普及に取り組む。TBBを拠点としたビットコインコミュニティの形成も進められ、企業や個人の参入が一層促進されると考えられる。

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