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    アマゾンが宇宙インターネット市場本格参入へ 「Project Kuiper」で衛星打ち上げ予定、「Starlink」に対抗か

    Amazonが4月2日(米国時間)、「Project Kuiper」の一環として、衛星の打ち上げを実施する予定であることを発表した。
    打ち上げは、早ければ米東部夏時間の2025年4月8日正午(日本時間4月9日午前1時)の予定だ。
    SpaceXの「Starlink」に対抗する本格的な市場参入とみられる。

    目次

    Project Kuiper、アマゾンの次世代インフラ戦略が本格始動へ

    「Project Kuiper」は、Amazonが数年前に発表した衛星通信ネットワーク構想であり、SpaceXが提供する「Starlink」と同じく、「地球上のほぼあらゆる場所に高速かつ低遅延のインターネット接続を提供する」ことを掲げている。

    Amazonによると、2025年後半にはサービス提供を開始する計画である。

    本プロジェクトの最終的な衛星総計は3,200基を超える予定だ。
    すでに衛星を送り出すための打ち上げを80回以上確保しており、1回の打ち上げで数十台の衛星が宇宙に送り出されるとのことである。今回の打ち上げは、その中でも初の大規模展開となる見通しで、フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から27基の衛星が投入される予定である。打ち上げは、「Kuiper 1」の公式ページからライブ中継され、進行状況なども確認可能だ。

    競合のStarlinkはすでにサービス提供を開始している。
    Amazonはこれに対抗し、価格や通信品質を武器に市場に切り込む構えを示した。
    同社は、「最大400メガビット/秒(Mbps)の通信速度を実現する」とし、消費者向け端末の優位性を説明している。また、小型で低価格設定の7インチ四方の顧客端末は、重さ1ポンド、最大100Mbpsの速度を提供するという。大型の商業端末「Pro」にいたっては、1ギガビット/秒(Gbps)の速度を実現するとした。
    また、Amazonは顧客端末の低価格化を重視し、製造コスト500ドル未満を目指しているという。
    ちなみに、Starlinkでは標準モデルが349ドル、小型版「Starlink Mini」は499ドルで提供されている。

    競争激化する宇宙インターネット市場、今後の展望と課題

    宇宙インターネット市場では、AmazonとSpaceXによる二大勢力の競争が過熱するだろう。
    発展が進めば、通信インフラが未整備な地域での安定した接続環境の実現が期待される。

    一方で、持続可能性という観点が今後の信頼構築の鍵を握るだろう。
    国際的なルール整備や企業間連携が不可欠になっていく中では、規制対応や衛星運用の透明性が問われるフェーズに突入していくはずだ。特に、衛星の寿命管理や廃棄プロセスの確立が重要課題として浮上すると思われる。

    総じて、Project Kuiperは、地球規模での通信環境の変革をもたらす可能性を秘めている一方で、競争、規制、倫理のバランスをどう取るかが中長期的な課題となっていくだろう。

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