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    AI搭載の全自動切削加工機が製造業を刷新 スギノマシン量産開始

    2025年5月12日、富山県滑川市の産業機械メーカー・スギノマシンは、AIを活用した全自動切削加工機を報道陣に公開した。
    この機械は、図面データを読み取るだけで12工程を自動化し、加工時間を従来の2分の1から3分の1に短縮する。

    目次

    AIで図面から12工程を自動化 切削加工の時間を大幅短縮

    スギノマシンは金沢市のAIソフトウエア開発企業・アルムと共同で、AI搭載の全自動切削加工機を開発した。
    12日に報道陣に公開されたこの機械は、設計図面を読み込むだけで加工に必要なプログラムを自動生成し、その後の切削加工も全自動で進める。

    従来は複数の熟練工による手作業と複数工程が必要だったが、本機では全12工程が自動で完了する。これにより工程全体の所要時間は約2分の1から3分の1に短縮されるという。

    スギノマシンの杉野良暁社長は、「量産化を通じて、ものづくりの変革革新を実現していきたい」と語った。
    初期の量産モデルは来月に7台納入予定で、2030年までに累計250台の販売を目指す方針だ。

    生産性革新の期待と今後の展望

    スギノマシンとアルムが共同開発したAI搭載の全自動切削加工機は、製造業の生産性向上とDXの推進において、重要な役割を果たす可能性がある。
    製造現場の効率化だけでなく、品質の均一化や作業者の負担軽減にもつながり得る。熟練工の減少や人手不足といった課題に対する解決策として期待できるだろう。

    今後の展望として、全自動切削加工機の導入が進めば、製造業の生産性向上やコスト削減が実現できると考えられる。特に、中小企業にとっては、熟練工の確保や技能継承の課題を解決する手段となり得るだろう。
    さらに、AIによる自動化が進むことで、製造現場のデータ活用が促進され、品質管理や予防保全の精度向上にもつながる可能性がある。

    一方で、導入コストや技術的な課題も存在する。
    AIによる工程判断の信頼性や不具合発生時の対応力など、技術的な課題も残されている。また、導入コストが高額になる点も中小企業にとっては障壁になり得る。
    しかし、生産効率や品質向上による投資回収効果が高ければ普及は進むと考えられる。

    総じて、全自動切削加工機のようなAI搭載の全自動切削加工機は、製造業のDXを推進し、競争力を高めるための重要なツールとなる可能性がある。
    今後の導入状況と成果が、製造業の未来像を左右する、注目の事例となりそうだ。

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