システムインテグレータ、AIで検図業務支援 新サービス「KENZ」を発表

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2025年5月8日、日本のシステムインテグレータがAIを活用した設計図面の検図支援サービス「KENZ」を発表した。

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単純作業をAIが代替、「KENZ」で検図業務の効率化と負担軽減を狙う

株式会社システムインテグレータは、製造業向けAIエージェント事業の一環として、新サービス「KENZ」を2025年7月1日にリリースする。KENZは、設計図面の検図業務をAIが支援することで、従来人手に依存していた作業を効率化し、設計者が本質的な業務に集中できる環境を提供するサービスだ。

検図とは、設計図に不備や矛盾がないかをチェックする作業であり、多くの製造現場ではセルフチェックから上司の確認、最終承認まで複数の工程を経ている。
これにより時間とコストが膨らみやすく、生産性のボトルネックになりがちだった。KENZはこのプロセスに対し、AIによる自動検出を導入することで、特に単純かつ反復的な確認作業の負荷を大幅に軽減できるとされている。

KENZが提供する具体的な機能には、部品表と組図の整合性確認、図面内の表記ミスの検出、端子ユニット表との突合せ、複数図面間での整合性確認、寸法記載の有無確認、特定形状の自動検出などが含まれる。これにより設計精度の向上とリードタイムの短縮が期待できる。

サービスの利用も直感的に行える設計になっており、ユーザーは図面や関連書類をアップロードし、チェック項目を指定するだけでAIが結果を提示する。専門的なAI知識は不要であり、現場の誰もが扱えるよう配慮されていることが特徴だ。
また、KENZは各企業のネットワーク内で動作する仕様となっており、機密情報をクラウドにアップロードする必要がないため、セキュリティポリシーに手を加えることなく導入できる点も特徴だ。

導入ハードルの低さが特徴、今後は他業種展開も視野か

KENZの最大の利点は、AI技術の高度化を背景にしながらも、ユーザーにとっては操作が極めてシンプルである点にある。
AIが「裏方」として設計業務を支える構図となっているため、現場の設計者が新たなスキルを習得することなく利用できる環境が整っている。導入企業側は、従来のセキュリティ基準を変える必要がないため、実運用までのスピードも早く、既存業務との親和性が高い。

価格については個別見積もり制となっており、企業ごとのニーズに応じた柔軟なプランが想定される。特定の業務フローにカスタマイズ可能な点も含め、AI活用の段階的導入を望む中小企業にも適していると考えられる。

今後は、AIによる設計支援がより多くの業種へと広がっていく可能性もあるだろう。
現在は製造業が主な対象だが、建設やプラント設計、さらには電子設計など、図面ベースの業務全般に適用範囲を広げられる余地がある。こうした動きが加速すれば、単なる効率化にとどまらず、設計プロセス全体の再構築という次のフェーズも見えてくるのではないだろうか。a

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